〔Market Flash〕2018年3月末の日経平均配当落ち額は160円程度~大和

2018/03/20(火) 10:28
【10:25】2018年3月末の日経平均配当落ち額は160円程度~大和  大和証券のクオンツリポートでは、2018年3月末の日経平均配当落ち額を160円程度と推計している。2000年度以降の3月末の日経平均配当落ち額としては過去最高水準になる見込み。東証33業種別に寄与額を推計すると、昨年度実績に続いて今年度予想でも電気機器における配当落ち寄与額が多くを占めるとのこと。対前年度の変化差に関しても、同業種による影響が非常に大きいことを指摘している。個別では、東京エレクトロン(8035)やファナック(6954)といった銘柄で復配が期待されており、日経平均の配当落ち額の拡大に寄与しているとみられるとコメントしている。 【9:55】米国株は気迷い状態で調整含みの局面~みずほ  みずほ証券のテクニカルリポートでは、米国株について考察している。主要3指数は戻り高値圏で3指数がバラバラの動きを見せており、買い手がかりに乏しく市場の気迷い状態を示していると指摘。特にけん引役であったナスダックや半導体株指数に利益確定売りが膨らみつつあり、アンワインドの動きが出ていると判断している。そのため、リバウンドしても上値が重く、調整含みの局面にあるとみている。目先は乱高下しやすく、NYダウ、ナスダック、S&P500はそれぞれ、4月中旬頃まで24000ドル、7300p、2650pが下値メドで、26000ドル、7600p、2800pが上値メドと考えている。また、5月初め頃に戻り高値を形成するが、7月~9月には今回以上の調整で10月頃に200日線を下回り、18年安値を形成すると予想している。 【9:30】四季報コメント分析 ポジティブフレーズはさらに増加~SMBC日興  SMBC日興証券では、3月16日発売の「会社四季報2018年春号」の各銘柄のコメントを分析している。その中で、全銘柄を通じたポジティブなフレーズおよびネガティブなフレーズの出現回数が、ポジティブが前号から800件近く増加した一方、ネガティブは微減で、ポジティブフレーズ比率が66.4%と、2009年秋号以降の最大を更新したことを指摘している。ポジティブ銘柄はサービスや情報通信、小売で増加しているとのこと。一方、業績見通しにおける為替の言及は少なかったことから、今後、円高が業績に与える効果には要注意と考えている。 【8:45】寄り前気配は大気社、豊田合、淀川鋼、紀陽銀が高い気配値  主力株の寄り前気配では、大気社(1979) +9.33%、豊田合(7282) +5.60%、淀川鋼(5451) +4.75%、紀陽銀(8370) +4.48%、ほくほく(8377) +4.46%、福山運(9075) +4.08%、特殊陶(5334) +3.96%、不二越(6474) +3.78%、京急(9006) +3.72%などが高い気配値。  一方、カカクコム(2371) -5.50%、トクヤマ(4043) -4.02%、日油(4403) -3.33%、ニコン(7731) -3.23%、ネクソン(3659) -3.10%、洋缶HD(5901) -3.08%、ジャフコ(8595) -3.07%、日清紡HD(3105) -3.07%、東建物(8804) -3.05%、大陽日酸(4091) -2.99%などが安い気配値となっている。
関連ニュース
日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 37,638.12 -821.96
TOPIX 2,664.35 -46.38
グロース250 641.34 -14.26
NYダウ 38,460.92 -42.77
ナスダック総合 15,712.75 +16.11
ドル/円 155.47 +0.16
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ