大林組-底堅い 多様な地震に対して耐震性能と制震効果を発揮する「クロスダンパー」開発
大林組<1802.T>が底堅い。同社は19日に、建物の耐震改修工事においてブレーキダンパーとオイルダンパーを交差させて組み合わせることで、さまざまな大きさの地震に対して耐震性能の向上と制震効果が得られる「クロスダンパー」を開発したと発表した。
「クロスダンパー」は、同社が施工中の熊本城天守閣復旧整備事業における耐震改修工事での採用が決まったという。2016年の熊本地震で損傷を受けた天守閣の耐震改修工事では、地震時の揺れを効果的に低減することが求められており、展示施設を有する天守閣内の限られたスペースの中でも、高い耐震性能と制震効果が得られるクロスダンパーが高く評価されたとしている。
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