前場コメント No.4 日本電産、コメダ、関門海、シンバイオ、ハリマビステムなど

2018/04/19(木) 11:31
★9:03  ディップ-みずほが目標株価引き下げ 株価調整となったが調整され過ぎの感
 ディップ<2379.T>が9日ぶり反落。みずほ証券では、印象良くない上に無用の期待値上昇の反動が株価調整となったが、調整され過ぎの感があるとし、投資判断「買い」を継続した。目標株価は3900円→3200円と引き下げた。
 決算および説明会の印象は良くないとコメント。発表3週間前に他証券会社でのセミナー開催で期待値が高まったことも加わり、決算発表後の株価調整をより大きなものにした。成長率鈍化は否めないが、そのこと自体は従来シナリオと大きく変わらないと判断。構造的な求人需要の拡大や市場の伸びを上回る成長軌道にある点は変わらないとした。
 株価は調整し過ぎの感があると指摘。4Q失速を会社側は自社の営業戦略の一時的な失敗としており、注目点は1Q、2Qにどのように改善するかという点とした。

★9:03  日本電産-続伸 ロボ・機械部品のM&A・設備投資に2000億円投資
 日本電産<6594.T>が続伸。19日付の日経新聞朝刊で、同社がロボット・機械部品子会社の日本電産シンポ(京都府長岡京市)を通じ、2022年度までにM&A(合併・買収)と設備投資に2000億円を投じると報じられた。
 日本電産はハードディスク駆動装置(HDD)用モーターが主力だったが、人手不足を背景に工場でロボ・機械部品の需要が急増していることに対応するという。M&Aではまず18年度中にロボット部品とプレス機関連で2~3件を検討するとしている。

★9:04  コメダ-大和が目標株価引き上げ 既存事業は安定成長を期待
 コメダホールディングス<3543.T>が3日続伸。大和証券では、既存事業は安定成長を期待。投資判断「2(アウトパフォーム)」を継続、目標株価は2500円→2650円と引き上げた。
 前18.2期決算を踏まえ、業績予想および目標株価を見直し。大和では今19.2期業績を売上高301.0億円(前期比+15.8%)、営業利益76.5億円(同+6.1%)と予想。(1)中京エリアにおける商流変更と(2)価格改定の影響を新たに織り込んだとした。「やわらかシロコッペ」「コメダスタンド」など新業態の小型店舗を積極出店することで、店舗数を拡大し続けられる見通し。コメダ珈琲店の安定成長に加え、新ブランドや海外事業が順調に立ち上がり始めており、今後も持続的な成長が見込めると期待するとした。

★9:04  関門海-3日ぶり反落 前期営業益を下方修正 天候不順で客数の伸長が想定下回る
 関門海<3372.T>が3日ぶり反落。同社は18日に、18.3期の通期の連結営業利益予想を従来の2.8億円から2.0億円に引き下げると発表した。同社は18.3期より連結決算に移行しているため、前期比較はできない。
 繁忙期である1月の天候不順などにより客数の伸長が想定を下回ったことに加え、エリアFCの出店遅れもあり、前回予想を下回る見込みとなった。

★9:04  シンバイオ製薬-続伸 未治療NHL領域においてトレアキシンの市場浸透率50%達成
 シンバイオ製薬<4582.T>が続伸。同社は18日に、未治療低悪性度非ホジキンリンパ腫領域(以下、未治療NHL領域)におけるトレアキシンの市場浸透率が50%を達成したと発表した。
 外部調査機関を用いての血液内科専門医200名を対象とする社内定点使用実態調査を行ったところ、2018年3月時点、未治療NHL領域においてトレアキシンとリツキシマブの併用療法の市場浸透率が50%を超し、従来の標準療法であるR-CHOPを大きく上回りトップシェアを獲得したことが示されたとしている。

★9:05  ハリマビステム-高い 前期最終益を上方修正 固定資産売却益の計上前倒しで
 ハリマビステム<9780.T>が高い。同社は18日に、18.3期通期の連結純利益予想を従来の2.1億円から2.9億円(前期比51.0%増)へと引き上げると発表した。
 19.3期1Qに計上を見込んでいた特別利益(固定資産売却益)の計上が、諸手続きが順調に進ちょくし物件引渡しが前倒しで完了したため、18.3期4Qに計上することになった。これにより、前回予想を上回る見込みとなった。


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