前場コメント No.11 電算システム、豊田自動織機、デンソー、アイシン精機、テクマトリックスなど

2018/04/19(木) 11:31
★10:21  電算システム-続伸 開発プラットフォーム「DriveBase」・可視化ツール「LogSuiter」提供開始
 電算システム<3630.T>が続伸。同社は19日10時に、G Suiteの利活用を促進させたいG Suiteユーザー向けに、Googleドライブ上に構築するデータベースアプリケーション開発プラットフォーム「DriveBase」、G Suiteの利用ログから社員の利用状況を見える化できるツール「LogSuiter」の提供を開始したと発表した。
 「DriveBase」は、新たなニーズによって業務アプリケーションの構築が急務な場合でも、特別な専用インフラ不要、RAD(プログラミングを行わなくても、部品を配置するだけで基本的な機能を実装できる開発環境)採用による開発スピード向上、ログイン管理やアクセス制御はG Suiteの機能を利用するため、セキュリティ性の高いデータベースアプリケーションの迅速な構築が可能という。
 また、「LogSuiter」は、時間帯別のメールの送受信状況、会議室の利用状況、 Google ドライブの利用状況など5つのテンプレートを用意、また、組織情報とひも付けることで部署別の分析も可能になっている。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。

★10:22  豊田自動織機-JPモルガンが目標株価引き下げ 19.3期は営業減益を余儀なくされる
 豊田自動織機<6201.T>がもみ合い。JPモルガン証券では、投資判断「Neutral」を継続、目標株価は6800円→6300円と引き下げた。
 年末の「RAV4」の切り替えコストもかさみ、今19.3期は営業減益を余儀なくされる見込み。投資論点として、グローバルのフォークリフト需要の見通し、および電動車両における同社のシェア拡大の可能性が重要と指摘。さらに、コンプレッサー事業においてもM&A(合併・買収)を含めた規模の拡大を進めており、具体的な収益拡大のタイミングの見極めも必要とした。

★10:26  デンソー-JPモルガンが目標株価引き下げ 19.3期業績は端境期との見方
 デンソー<6902.T>が4日ぶり反発。JPモルガン証券では、前期の一過性利益のはく落や為替影響から、19.3期業績は端境期になると想定。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は6500円→6100円と引き下げた。
 投資論点として、HEV関連製品の本格収益貢献のタイミングや、ADAS関連製品の収益化のタイミングに注視とコメント。また、欧州自動車メーカーに対する製品拡販も中期的な収益アップサイドを論じる上で、重要なポイントとした。

★10:29  アイシン精機-JPモルガンが目標株価引き下げ 短期業績と中期計画がカタリスト
 アイシン精機<7259.T>が3日ぶり反発。JPモルガン証券では、短期業績と中期計画がカタリストとコメント。投資判断「Overweight」を継続も、目標株価は7100円→6900円と引き下げた。
 旺盛なAT需要、為替感応度の低さから堅調な短期業績を想定。ATは今19.3期も10%の数量成長を予想、増産投資負担をこなして最高益更新が続く見込み。新マネジメント体制下における中期計画では、(1)コアのAT事業に対するリスク/リターン定量化、(2)1モーターHEVユニットなど、電動化時代に備えた商品戦略が注目点。
 足元で強い需要が続くAT事業に対する増強投資とリターンの両立、また、電動化時代に向けての商品戦略、事業戦略が同社の重要な投資論点と指摘した。

★10:30  テクマトリックス-底堅い エフセキュアと連携しGDPR対策セキュリティサービスの提供開始
 テクマトリックス<3762.T>が底堅い。同社は19日10時に、子会社であるクロス・ヘッド(東京都渋谷区)が、エフセキュア(ヘルシンキ)とともにGDPR(一般データ保護規則)対策の包括的サイバーセキュリティサービスの提供を開始すると発表した。
 今回クロス・ヘッドは、エフセキュアと連携して、GDPR対策コンサルティング、運用体制の業務支援や、サイバー攻撃、侵入検出を通知する運用監視サービスなど、GDPR対策のための包括的なサイバーセキュリティサービスを提供するとしている。


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