前場コメント No.3 東京製鉄、オカムラ、セレス、富士電機、アイビーシーなど

2018/04/23(月) 11:31
★9:03  東京製鉄-4日ぶり反発 今期14.6%営業増益見込む 前期は0.4%減益で着地
 東京製鉄<5423.T>が4日ぶり反発。同社は20日に、19.3期通期の連結営業利益予想を120億円(前期比14.6%増)と発表した。市場コンセンサスは145億円となっている。
 コストダウンと品質向上への取り組みをさらに強力に推し進めるなか、条鋼類・鋼板類ともに、多様化する需要家のニーズに応えながら、鉄スクラップの高度利用を一段と推進するとしている。
 併せて発表した18.3期通期の連結営業利益は105億円(前の期比0.4%減)だった。製品価格を値上げした結果、平均販売単価が前期比で1万円強上昇した一方、主原料である鉄スクラップ単価は9千円弱の上昇におさまった。しかし、電力料金や諸資材価格が高騰したことに加え、岡山工場の連続鋳造機の立ち上げに係るコストアップや、期末在庫の評価損計上などもあり、利益面では、前期とほぼ同等の水準にとどまったとしている。

★9:04  やまや-買い気配 前期営業益を上方修正 販売価格と商品構成の見直し
 やまや<9994.T>が買い気配。同社は20日に、18.3期通期の連結営業利益予想を従来の66.0億円から73.0億円(前期比38.9%増)へと引き上げると発表した。販売価格と商品構成を見直したことなどにより、前回予想を上回る見込みとなった。

★9:04  オカムラ-3日続落 小田急「新型ロマンスカー」向けに車両用シートを納入
 オカムラ<7994.T>が3日続落。同社は4月20日大引け後に、3月17日より営業運転を開始した小田急電鉄「新型ロマンスカー・GSE(70000形)」向けに、2編成14両、全800席分の車両用シートを納入したと発表した。
 今回納入した車両用シートは、使用時の振動軽減に配慮したインアーム式テーブル、充電用コンセント、機能性に配慮した背面収納・フック・手すり、座席下の荷物収納スペースなど乗車時の快適性を向上させる技術を採用。クッション性やリクライニング性能など、人間工学に基づくさまざまな技術を導入することで、快適な乗り心地と座り心地を実現したとしている。しかし、株価への影響は限定的のもよう。

★9:04  セレス-買い気配 通期営業益を上方修正 営業投資有価証券の売却益の発生で
 セレス<3696.T>が買い気配。同社は20日に、18.12期通期の連結営業利益予想を従来の4.8億円から10.0億円(前期比4.7%増)に引き上げると発表した。市場コンセンサスは7.0億円となっている。
 主業であるポイントメディア事業、コンテンツメディア事業の業績が堅調に推移した。また、コインチェックの株式の売却により、約4億7600万円の売却益(営業投資有価証券の売却益)が発生したこともあり、前回発表予想を大幅に上回る見込みとなった。

★9:04  富士電機-3日続伸 前期2割営業増益と報道 パワー半導体伸びる
 富士電機<6504.T>が変わらずを挟み3日続伸。21日付の日経新聞朝刊で、同社の18.3期の連結営業利益は550億円程度と前の期に比べ、2割増えたようだと報じられた。市場予想は558億円。
 07.3期以来、11年ぶりに過去最高を見込んでいた予想をさらに20億円ほど上回ったという。ロボットや工作機械に使うパワー半導体などが好調だったとされる。19.3期もパワー半導体のほか自動販売機なども伸びるとみており、2年連続で営業最高益になる見通しだとした。

★9:05  アイビーシー-小安い アジア太平洋地域ITSフォーラム2018福岡に協賛
 アイビーシー<3920.T>が小安い。同社は4月20日大引け後に、5月8日~10日に開催される「第16回アジア太平洋地域ITSフォーラム2018福岡」に、シルバースポンサーとして協賛すると発表した。
 このフォーラムはセッション、展示、デモンストレーションなどを通じて最先端のITS(Intelligent Transport Systems:高度道路交通システム)技術やサービスを紹介するイベント。15回にわたり開催されており、第16回目となる今回は日本で22年ぶり、2回目の開催となる。


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