〔Market Flash〕精密機器では富士フイルムとオリンパスの推奨を継続~CS

2018/04/23(月) 10:40
【10:40】精密機器では富士フイルムとオリンパスの推奨を継続~CS  クレディ・スイス証券では、精密機器5社の業績予想をアップデートしており、富士フイルム(4901)とオリンパス(7733)の推奨を継続している。事務機の4社では、富士フイルム→キヤノン(7751)→リコー(7752)、コニカミノルタ(4902)の順としている。富士フイルムは、米ゼロックスの買収の決着がつくまでは様子見ムードとみているが、富士ゼロックスの構造改革効果やヘルスケアの利益成長などにより、19.3期以降の増益確度は高いと考えている。オリンパスは、3Qで外科内視鏡や消化器内視鏡の売上改善が確認できており、四半期決算で増益の継続性が確認されるにつれ、株価再評価の方向に向かうと考えている。キヤノンは、新規事業の利益貢献拡大にはやや時間がかかるとみているが、既存事業は新製品効果による売上増や原価低減などにより、競合他社と比較して安定的な収益を見込んでいる。 【10:10】MSCI半期見直し スタンダード指数は4増2減と予想~SMBC日興  SMBC日興証券では、MSCIのルールに従って、半期見直し(5月と11月)での銘柄入れ替え銘柄を予想している。今回は日本時間の5月15日早朝に変更内容が公表される予定。MSCI Japan スタンダード指数では、SGHD(9143)、東京センチュリー(8439)、小林製薬(4967)、サイバーエージェント(4751)の4銘柄の採用と、CYBERDYNE(7779)、九州FG(7180)の2銘柄の削除を予想している。SGHDはこれまで浮動株時価総額がわずかに採用基準に足りなかったが、半期見直しではこの基準が緩和されるため、ようやく指数に採用されると考えている。九州FGは、肥後銀行と鹿児島銀行が合併した直後にスタンダード指数に昇格し、継続して採用されてきたが、特に年初からのパフォーマンスが優れず、スタンダード指数の残留基準となる時価総額を下回ったと予想している。 【9:35】移動平均線収束が日本株ラリーを示唆~三菱UFJMS  三菱UFJモルガン・スタンレー証券のテクニカルリポートでは、「移動平均線の収束」に注目している。期間の異なる移動平均線がほぼ同じ価格に集まる状況で、マーケットが大きく変動する前ぶれと考えられていることから、テクニカルアナリストの多くが注目するポイントでもあるとのこと。日経平均では、17年9月下旬に、13日線、25日線、40日線、200日線など代表的な移動平均線が収束し、10月から4カ月続いた日本株ラリーを予告していた。そして三菱UFJMSでは、半年前とよく似た移動平均線の収束が、今起こっていることを指摘している。3月下旬から4月上旬にかけて、期間の短い移動平均線が次々と200日線に収れんしており、これらが200日線付近で踏みとどまり上昇に転じている。三菱UFJMSでは、これは日経平均が数カ月にわたるラリーに入った示唆として注目できるとコメントしている。 【8:45】寄り前気配は武蔵銀、阪和興、グローリー、キヤノンMJが高い気配値  主力株の寄り前気配では、武蔵銀(8336) +6.03%、阪和興(8078) +5.48%、グローリー(6457) +4.56%、キヤノンMJ(8060) +3.20%、CTC(4739) +2.97%、ホトニクス(6965) +2.97%、三井造(7003) +2.80%、京都銀(8369) +2.73%、ウシオ電(6925) +2.70%、東芝(6502) +2.46%などが高い気配値。  一方、ネクソン(3659)-25.00%、山九(9065)-18.55%、アルフレッサ (2784) -7.13%、京葉銀(8544) -6.82%、スズケン(9987) -4.19%、TSテック(7313) -3.74%、日油(4403) -2.94%、ピジョン(7956) -2.81%、TBSHD(9401) -2.75%、ヤマダ電(9831) -2.63%などが安い気配値となっている。
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