前場コメント No.11 協和日成、ライオン、テルモ、岡本工作機械、島津製作所など

2018/04/23(月) 11:31
★10:31  ホギメディカル-みずほが目標株価引き上げ やや割高だが話題は豊富
 ホギメディカル<3593.T>が4日ぶり反落。みずほ証券では、やや割高だが短期は新商品展開、中期はSUD、長期はアジア展開など話題豊富と判断。投資判断「中立」を継続も、目標株価は4000円→4200円と引き上げた。
 プレミアム・ブリスターキット(PBキット)への医療現場からの高い支持は変わらないが、オペラマスターからの置き換え作業で業績貢献に時間を要している。注目点は短期では四半期の増収率の改善、中期ではSUD展開、長期では海外展開。増収率は今19.3期下期から改善を予想。SUDならびにアジアなどの海外展開は業績予想に反映していないとしたが、SUDは上市商品しだいでは株式市場で話題になる可能性がある。海外展開は未知数だがポテンシャル大と指摘。

★10:33  協和日成-大幅続伸 前期配当を引き上げ
 協和日成<1981.T>が変わらずを挟み大幅続伸。同社は20日、前期の配当金予想を従来の15円から20円へと引き上げた。今年9月に会社創立70周年を迎えることを記念し、5円の記念配当を実施する。

★10:37  ライオン-みずほが目標株価引き上げ 「『ReDesign』を待ってます」
 ライオン<4912.T>が3日続落。みずほ証券では、「『ReDesign』を待ってます」とコメント。投資判断「中立」を継続も、目標株価は1850円→2150円と引き上げた。
 業績予想を見直し。決算期を越えたことで基準期を変更したため、目標株価をやや引き上げ。今18.12期はコストの見積もりがやや保守的で、事業利益計画290億円を若干上回る295億円を予想。手堅い業績推移であるものの、現時点ではカタリストが少なく、市場の注目を集めるにはやや材料不足の印象。原材料高影響が薄まる年後半で、急速な円高が進めば業績の安定感が見直されるかもしれないとコメント。また、新中計で謳われたM&A(合併・買収)により、事業に変化がみえれば(会社側は「ReDesign」と称している)新しい成長機会が現れる可能性もあると指摘。

★10:40  テルモ-SMBC日興が目標株価引き上げ 想定以上の買収効果で
 テルモ<4543.T>が8日ぶり反落。SMBC日興証券では、想定以上の買収効果(止血デバイス拡大)で、投資評価「2(中立)」を継続も、目標株価は3900円→5800円と引き上げた。
 業績予想と目標株価を上方修正。止血デバイスとニューロバスキュラー事業が想定よりも好調であることから、心臓血管事業の利益を上方修正したもの。利益予想の修正に加えて、決算期を1 期追加したことが目標株価を上方修正した背景。アップサイドカタリストは、買収した製品の売上貢献や成長分野での新製品ラインアップの拡充との見方を示した。

★10:42  岡本工作機械-3日ぶり急反発 前期営業益・配当金を上方修正
 岡本工作機械製作所<6125.T>が3日ぶり急反発。同社は20日、18.3期通期の連結営業利益予想を従来の16.0億円から19.9億円(前期比74.7%増)へと引き上げると発表した。
 コストが当初の見込みよりも減少した。併せて、期末配当金を従来の30円から50円へと引き上げた。

★10:43  島津製作所-SMBC日興が目標株価引き上げ 成長する中国市場における優位性を評価
 島津製作所<7701.T>が3日ぶり反発。SMBC日興証券では、成長する中国市場における優位性を評価。投資評価「1(アウトパフォーム)」を継続、目標株価は2500円→3600円と引き上げた。
 前18.3期は為替前提の変更により利益予想を若干引き下げるとしたが、中国における成長力を評価し、来20.3期以降の業績予想を引き上げ。目標株価の上方修正は予想を23.3期までに変更したことと、中長期的な利益予想を引き上げたことが要因。中国での成長力に加え、質量分析計でのシェア拡大、医療分野での質量分析計の活用によるアップサイドも期待できることから、投資評価「1」を継続。


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