後場コメント No.1 村田製作所、大東建託、ミズホメディー、NJHD、イビデンなど

2018/04/23(月) 15:00
★12:30  村田製作所-続落 期中でのMLCC上振れを想定 「買い」継続
 村田製作所<6981.T>が続落。ゴールドマン・サックス証券では、投資判断「買い」を継続も、目標株価は18400円→17300円と引き下げた。
 今回の決算は、円高影響が大きい点や慎重なスマホ前提などから、18年度計画自体は慎重な数値になると推定。GSの新予想営業利益は期中でのMLCC上振れを想定し、2000億円とした。株価に重要なのはMLCC上振れ期待の持続に加え、18年度後半~19年度に、MetroCirc、RFモジュール、SAWフィルター、バッテリーで業績回復加速(=適正利益回帰)の道筋をどれだけ株式市場が感じ取れるかどうか、これが株価の分かれ目と考えるとした。

★12:30  ソフトウェアサービス-大幅に3日続 3月24%減収
 ソフトウェア・サービス<3733.T>が大幅に3日続落。電子カルテ専業の同社は20日、3月単月の売上高が前年同月比24.4%減の17億6700万円だったと発表した。受注高は8億7500万円(前年同月比46.1%減)、受注残高は40億2900万円(同22.7%増)だった。

★12:31  大東建託-後場マイナス転換 今期1%営業増益見込むも市場コンセンサス下回る
 大東建託<1878.T>が後場マイナス転換。同社は23日11時30分に、19.3期通期の連結営業利益予想を1280億円(前期比1.3%増)と発表した。主力の建設事業について減益を見込むものの、不動産事業やその他の事業が増益となる見込みであることから、小幅な増益になるとしている。なお、市場コンセンサスは1302億円となっている。
 また、18.3期通期の連結営業利益は1264億円(前の期比5.2%増)だった。主力の建設事業の営業益は前期並みだったが、不動産事業やその他の事業が増益となったことが寄与した。
 併せて、18.3期の期末配当を280円→304円(前期は298円)にすると発表した。年間配当は559円→583円(前期は536円)となる。

★12:31  大東建託-後場マイナス転換 上限143万株・264億円の自己株取得枠を設定
 大東建託<1878.T>が後場マイナス転換。同社は23日11時30分に、上限143万株・264億円の自己株取得枠を設定すると発表した。
 株主還元策の一環として、消却を前提とした自己株式の取得をする為。取得期間は2018年4月24日~2019年3月29日。なお、上上限143万株を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は1.9%となる。

★12:31  ミズホメディー-後場買い気配 1:2の株式分割を実施
 ミズホメディー<4595.T>が後場買い気配。同社は23日11時30分に、株式分割を行うと発表した。流動性の向上および投資家層の拡大を図ることが目的。5月31日を基準日として、普通株式1株につき2株の割合で分割する。

★12:32  NJHD-大幅続伸 元任天堂の波多野信治氏がゲーム事業の顧問に就任
 エヌジェイホールディングス<9421.T>が大幅に5日続伸。同社は4月20日、波多野信治氏がゲーム事業の顧問に就任したと発表した。波多野信治氏は、任天堂(7974)代表取締役専務営業本部長などの要職を務めた。ゲーム事業全般に関する経営への助言や事業戦略への支援を受ける目的で、波多野氏を顧問として迎え入れたとしている。

★12:39  イビデン-反発 不安要因が解消されるには相当時間がかかる 「売り」継続
 イビデン<4062.T>が3日ぶり反発。ゴールドマン・サックス証券では、投資判断「売り」を継続も、目標株価は1270円→1290円と引き上げた。
 今回の決算では、(1)大底からの業績回復ならびに中期計画発表が予想されること、(2)サーバー向けのパッケージが足元の業績の下支えとなっていることなどから、際立って悪い話題はないと考えられる。しかし、PCBやCSPの抜本的改善、ならびにDPFの将来先細り感などの不安要因が解消されるには相当時間がかかると判断。中期計画の実現性などについても精査が必要。セクター相対から慎重姿勢を維持するとした。


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