後場コメント No.1 エムスリー、デンソー、豊田自動織機、日本郵船、セレスなど
★12:30 エムスリー－大和が目標株価引き上げ IFRS9号適用で営業利益見通しが小さく見える
エムスリー<2413.T>が4日ぶり反発。大和証券では、IFRS9号適用で営業利益見通しが小さく見えるとコメント。投資判断「1（買い）」を継続、目標株価を4300円→5160円と引き上げた。
会社は今19.3期からIFRS第9号（金融商品）を適用の予定。通期の業績見通しを売上収益1133.5億円（前期比20.0％増）、営業利益317.2億円（同15.0％増）としている。なお、伸長率はIFRS第9号を適用した前18.3期業績（売上収益944.7億円（適用前と変わらず）、営業利益275.9億円）から測ったもの。会社の見通し数字が株式市場に短期的にネガティブに受け取られる可能性はあるが、大和の見方を大きく変えるものではないとした。
エムスリー<2413.T>が4日ぶり反発。大和証券では、IFRS9号適用で営業利益見通しが小さく見えるとコメント。投資判断「1（買い）」を継続、目標株価を4300円→5160円と引き上げた。
会社は今19.3期からIFRS第9号（金融商品）を適用の予定。通期の業績見通しを売上収益1133.5億円（前期比20.0％増）、営業利益317.2億円（同15.0％増）としている。なお、伸長率はIFRS第9号を適用した前18.3期業績（売上収益944.7億円（適用前と変わらず）、営業利益275.9億円）から測ったもの。会社の見通し数字が株式市場に短期的にネガティブに受け取られる可能性はあるが、大和の見方を大きく変えるものではないとした。
★12:31 デンソー－大幅反落 今期9％営業減益見込む 前期は25％増益着地
デンソー<6902.T>が大幅反落。同社は27日11時20分に、19.3期通期の連結営業利益予想を3760億円（前期比8.9％減）と発表した。なお、市場コンセンサスは4307億円となっている。
円高による為替影響や、素材費の上昇といった影響に加え、将来に向けた成長投資を加速させるため、減益を見込む。なお、前提為替レートは1米ドル105円、1ユーロ130円となっている。
また、18.3期通期の連結営業利益は4127億円（前の期比24.8％増）だった。売り上げ増加による操業度差益や合理化努力が寄与した。
デンソー<6902.T>が大幅反落。同社は27日11時20分に、19.3期通期の連結営業利益予想を3760億円（前期比8.9％減）と発表した。なお、市場コンセンサスは4307億円となっている。
円高による為替影響や、素材費の上昇といった影響に加え、将来に向けた成長投資を加速させるため、減益を見込む。なお、前提為替レートは1米ドル105円、1ユーロ130円となっている。
また、18.3期通期の連結営業利益は4127億円（前の期比24.8％増）だった。売り上げ増加による操業度差益や合理化努力が寄与した。
★12:31 豊田自動織機－続落 今期8％営業減益見込む 前期は16％増益着地
豊田自動織機<6201.T>が続落。同社は27日11時40分に、19.3期通期の連結営業利益予想を1350億円（前期比8.4％減）と発表した。前提為替レートは1米ドル105円、1ユーロ130円となっている。なお、市場コンセンサスは1431億円となっている。
また、18.3期通期の連結営業利益は1474億円（前の期比15.8％増）だった。営業面の努力、グループあげての原価改善活動の推進、為替変動および退職給付制度変更の影響などが寄与した。
併せて、18.3期の期末配当を70円→80円（前期は65円）にすることも発表した。年間配当は140円→150円（前期は125円）となる。
豊田自動織機<6201.T>が続落。同社は27日11時40分に、19.3期通期の連結営業利益予想を1350億円（前期比8.4％減）と発表した。前提為替レートは1米ドル105円、1ユーロ130円となっている。なお、市場コンセンサスは1431億円となっている。
また、18.3期通期の連結営業利益は1474億円（前の期比15.8％増）だった。営業面の努力、グループあげての原価改善活動の推進、為替変動および退職給付制度変更の影響などが寄与した。
併せて、18.3期の期末配当を70円→80円（前期は65円）にすることも発表した。年間配当は140円→150円（前期は125円）となる。
★12:33 日本郵船－後場急伸 今期33％営業増益見込む 前期は営業黒字転換
日本郵船<9101.T>が後場急伸。同社は27日12時に、19.3期通期の連結営業利益予想を370億円（前期比33.0％増）と発表した。市場コンセンサスは285億円となっている。
コンテナ船部門は新造大型船の竣工が続くが、荷動きは堅調に推移することを見込んでおり、本格稼働を開始した統合新会社がいっそうの収益性の向上に努めるとしている。
併せて発表した、18.3期通期の連結営業損益は278億円の黒字（前の期は181億円の赤字）だった。ドライバルク部門では、いまだ船腹過剰状態の解消には至っていないが、鉄鉱石、石炭、穀物の荷動きがそろって増加し、市況は改善した。非海運事業では、物流事業は仕入れコストの高止まりなどにより低迷したが、航空運送事業は荷動きが全般的に活況を呈したとしている。
日本郵船<9101.T>が後場急伸。同社は27日12時に、19.3期通期の連結営業利益予想を370億円（前期比33.0％増）と発表した。市場コンセンサスは285億円となっている。
コンテナ船部門は新造大型船の竣工が続くが、荷動きは堅調に推移することを見込んでおり、本格稼働を開始した統合新会社がいっそうの収益性の向上に努めるとしている。
併せて発表した、18.3期通期の連結営業損益は278億円の黒字（前の期は181億円の赤字）だった。ドライバルク部門では、いまだ船腹過剰状態の解消には至っていないが、鉄鉱石、石炭、穀物の荷動きがそろって増加し、市況は改善した。非海運事業では、物流事業は仕入れコストの高止まりなどにより低迷したが、航空運送事業は荷動きが全般的に活況を呈したとしている。
★12:33 ＬＩＮＥ－大和が目標株価引き下げ 広告がけん引も戦略事業への投資で営業減益
ＬＩＮＥ<3938.T>が続落。大和証券では、広告がけん引も戦略事業への投資で営業減益とコメント。投資判断「3（中立）」を継続、目標株価は4200円→3900円と引き下げた。
今18.12期1Q実績は、売上収益が前年同期比25.2％増の487億円、営業利益は同69.0％減の12億円。コア事業である広告事業が業績をけん引したものの、戦略事業における投資拡大の結果、営業減益となった。
大和では、今18.12期売上収益を前期比25.9％増の2105億円、営業利益は同40.2％減の150億円と予想。業績をけん引するのは広告事業。一方で、フィンテック・AI事業への積極投資を行うことから費用も大きく増加するため、営業減益を見込むとした。
ＬＩＮＥ<3938.T>が続落。大和証券では、広告がけん引も戦略事業への投資で営業減益とコメント。投資判断「3（中立）」を継続、目標株価は4200円→3900円と引き下げた。
今18.12期1Q実績は、売上収益が前年同期比25.2％増の487億円、営業利益は同69.0％減の12億円。コア事業である広告事業が業績をけん引したものの、戦略事業における投資拡大の結果、営業減益となった。
大和では、今18.12期売上収益を前期比25.9％増の2105億円、営業利益は同40.2％減の150億円と予想。業績をけん引するのは広告事業。一方で、フィンテック・AI事業への積極投資を行うことから費用も大きく増加するため、営業減益を見込むとした。
★12:33 セレス－後場買い気配 グッドラックスリーとの共同事業でブロックチェーンゲームを開始
セレス<3696.T>が後場買い気配。同社は4月27日前場引け後に、ブロックチェーン関連事業を行うグッドラックスリー（福岡市）と、イーサリアムのブロックチェーン上で遊べる、国内初のスマートフォン向けブロックチェーンゲーム「くりぷ豚（トン）」を共同開発したと発表した。今春にリリースの予定。
セレス<3696.T>が後場買い気配。同社は4月27日前場引け後に、ブロックチェーン関連事業を行うグッドラックスリー（福岡市）と、イーサリアムのブロックチェーン上で遊べる、国内初のスマートフォン向けブロックチェーンゲーム「くりぷ豚（トン）」を共同開発したと発表した。今春にリリースの予定。
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