中国中煤能源とエン州煤業の投資判断を弱気に引き下げ=CLSA
CLSAは最新リポートで、中国本土の石炭セクターについて、「アウトパフォーム」に設定している中国中煤能源(01898)とエン州煤業(01171)の投資判断をそれぞれ「アンダーパフォーム」、「売り」に引き下げた。年初来で株価がすでに16-22%上昇しており、CLSAの目標株価を上回ったことを理由に挙げた。一方、目標株価は中国中煤能源が4.2HKドル、エン州煤業が6.2HKドルとこれまでの水準に維持した。『AAストックス』が24日伝えた。
CLSAは、中国で2月末にも公表される炭鉱年間作業日の新たな規制基準について、業界団体の専門家の話では市場予想よりも規制が緩い可能性があることに言及。今年に入ってから大幅に上昇した石炭価格に下押し圧力がかかり、石炭銘柄の株価にも影響するとの見方を示した。
一方、中国神華能源(01088)に関し、バリュエーション面の投資妙味があるとして投資判断を「買い」、目標株価を19.5HKドルに据え置いた。
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