長江インフラ高い、シティが投資判断「買い」に引き上げ
週明け24日の香港市場で長江インフラ(01038)が高い。前場終値は前営業日比2.84%高の65.20HKドル。フランス大統領選挙の第1回投票で欧州連合(EU)支持候補が得票率1位となったことで欧州事業を展開する銘柄が物色されるほか、シティグループの強気判断が材料視されたもよう。
24日付『経済通』によると、シティグループは長江インフラの目標株価を57.4HKドルから25.2%上方修正して72.0HKドルに設定。投資判断を「売り」から「買い」に引き上げた。2017年の予想純利益を7%、2018-19年の予想純利益を12%にそれぞれ上方修正した。前提として、豪DUET買収が2017年6月1日に完了し、香港ドルに対する英ポンド相場を下押しする圧力すると仮定。現在株価は2018年予想PER14倍、配当利回り4%の水準にあり、過去12カ月に15%下落していることから、割高感はないとした。
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