チャイナ・ユニコムが高い、大株主A株上場会社にアリババとテンセントが出資か
23日前場の香港市場でチャイナ・ユニコム(00762)が高い。同社の前場終値は前日比2.61%高の11.80HKドル。同社の親会社、中国聯合網絡通信集団有限公司(聯通集団)が中国IT大手のアリババ・グループ(BABA)とテンセント(00700)から出資を受け入れる計画を進めているとの報道を好感する買いが入っているもよう。
聯通集団は昨年9月、中国政府が進める国有企業の混合所有制改革を試行する企業の第1弾に選ばれている。中国メディアの報道によると、聯通集団は同改革に基づき、傘下の中国聯合網絡通信(600050)を通じて700億元の出資受け入れを計画。出資にはアリババとテンセントが参加し、中国の検索エンジン最大手、百度(BIDU)も当初参加の可能性があったものの見送ったもよう。
報道によると、今回の資金調達で、500億元は新たに株式を発行し、残りについては聯通集団が保有する中国聯合網絡通信のA株を一部売却する可能性がある。
中国株の最新ニュース
関連コンテンツ