習近平主席の香港訪問、「手土産」は「一帯一路」関連など=クレディ・スイス
習近平国家主席の香港訪問を前に中国政府への政策期待が高まる中、クレディ・スイスは最新リポートで3件のプロジェクトが香港に対する「手土産」になると指摘した。『信報』が28日伝えた。
クレディ・スイスが指摘したプロジェクトは以下の通り。◇政治的な意義として香港での故宮博物館の設立◇広東省・香港・マカオ沿岸地域を対象とした「粤港澳大湾区」の発展に向けた深セン・香港科学技術園の建設◇「一帯一路」関連として香港市場と中国本土市場の債券相互取引「債券通(ボンドコネクト)」の開通やアジアインフラ投資銀行(AIIB)の債券発行。
クレディ・スイスは同リポートで、中国政府が今後、「一帯一路」の関連機構に対して香港での拠点設置を促していくと指摘。一方、7月1日の香港返還20周年は市場に重大な影響を与えないとの展望を示した。
中国株の最新ニュース
関連コンテンツ