万科企業の目標株価を36%引き上げ=マッコーリー
マッコーリーは最新リポートで、中国の不動産大手、万科企業(02202)の投資判断を「アウトパフォーム」に維持した上で、目標株価を20.74HKドルから28.14HKドルに35.7%引き上げた。経営を巡る支配権争いが解消し、現2位株主の深セン市地鉄集団から役員を派遣することが決まる見通しであることから株価の動きも従来のように戻ると評価した。『AAストックス』が28日伝えた。
マッコーリーは、万科企業の今年の販売予想を4500億元に引き上げ、2018-19年についてはそれぞれ3910億元、5100億元とした。また、コア利益の年平均成長率は22%、粗利益も26-27%増と回復してくると予想。株価が同業の中国海外発展(00688)や華潤置地(01109)に比べて割安感があると評価した。
万科企業の株価は日本時間午後3時6分現在、前日比0.45%安の22.00HKドルで推移している。
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