北京汽車集団、ガソリン車生産を2025年に停止へ

2017/12/11(月) 13:37
 中国の自動車大手、北京汽車集団の徐和誼会長は、9日開いた北京市新エネルギー車技術イノベーションセンター開設式で、自主ブランドの従来型ガソリン・ディーゼル車生産から撤退する方針を明らかにした。2020年までにまず北京市で生産・販売を停止し、2025年には中国本土での生産・販売を全面停止する。対象車種は乗用車で、国策である「軍民融合」と「一帯一路」に対応した車両は例外とする。中国のニュースサイト『澎湃新聞』が9日伝えた。  北京汽車集団は北京汽車(01958)などを通じ、自社ブランド「北京汽車」に加え、合弁事業の「北京ベンツ」、「北京現代」、「福建ベンツ」の計4ブランドを展開している。2009年11月に新エネ車を手掛ける北京新能源汽車股フン有限公司を設立した。北京新能源汽車の2014年-2017年10月の累計販売台数は14万6000台で、中国純電気自動車市場でトップ。2017年1-10月の累計販売台数は6万6714台と、純電気自動車シェアは首位の22.2%に上る。  なお、北京新能源汽車は北京汽車集団の子会社で、スピンオフ上場を計画しているもよう。同社は香港上場企業である北京汽車の連結対象にはなっていない。徐和誼氏は北京汽車の会長を兼務している。  北京汽車の11日前場終値は前営業日比3.94%高の9.50HKドル。
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