小米の上場、「まずは香港が適切」=中国当局関係者

2018/04/19(木) 11:05
 中国スマートフォン大手の小米(シャオミ)の上場を巡り、中国当局の関係者は「まずは香港上場のほうが適切」との見解を示したもよう。『上海証券報』が関係者の話を引用して伝えた。小米の事業の特性や複雑な資本構造、本土と香港株式市場の現行制度などが理由という。  また、ある投資銀行関係者は、「私が雷軍(小米の会長)ならば、2回のチャンスを見逃さない。先に香港に上場した後、一部を原株にして本土A株市場で中国預託証券(CDR)を発行する」と語った。香港上場は5月の可能性もあるとした。  これまでの報道によれば、小米は早ければ5月上旬に香港証券取引所に上場申請を行う可能性がある。資料によれば評価額は680億米ドル。一方、小米は評価額1000億米ドルでの上場をすることを目指しているという。小米が中国証券監督管理委員会(CSRC)の要請により、香港市場だけでなく、本土市場との同時上場を進めるとの観測も浮上していた。
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