LDNFIX=NY原油先物堅調推移でドル円強含み
NYタイム午前のドル円は、米10年債利回りが2.24%台を維持して、NY原油先物が46.48ドルまでじり高に推移したことで、110円後半から111.13円前後まで強含んだ。しかしながら、トランプ米大統領のロシアゲート疑惑への警戒感が高まっていること、本日は非公開ながらもクシュナー米大統領上級顧問の議会証言が行われていることで上値は限定的だった。NY原油先物は、石油輸出国機構(OPEC)加盟国と非加盟国による閣僚会合での、サウジ輸出の大幅削減や、ナイジェリアの産油量が日量180万バレルに達した後に生産調整に入る方針を受けて、買われた。
ユーロドルは、欧州中央銀行(ECB)のテーパリングの決定が秋まで先延ばしされたものの、トランプ米大統領のロシアゲート疑惑への警戒感から1.16ドル半ばで下げ渋る展開、一方でユーロ円は129円前半の下押し水準で推移した。
ポンドドルは、ユーロ売り・ポンド買いの取引が活発化したことで、1.3058ドルまで強含んだ。ポンド円も144円後半で堅調に推移した。
ドル/加ドルは、NY原油先物が強含みに推移したこと、市場予想を上回った加5月卸売売上高を受けて、1.2484加ドルまで加ドル高。加ドル円も88.86円まで堅調に推移した。
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