恐怖指数VIXは15.60、前日比上昇
投資家の不安心理を示すVIX指数は15.60と前日から上昇(前営業日15.25)。米株はまちまち。ダウ平均は小反落したが、S&Pとナスダックは続伸した。米中貿易戦争への懸念やシリア地政学リスクへの過度な警戒感はいったん緩んでいるものの、投資家のセンチメントは大きく改善されず、VIX指数は上昇した。米地区連銀経済報告(ベージュブック)では、経済の見通しに楽観的な見方も、関税や貿易摩擦に懸念が示された。
ダウ平均は前日比-38.56ドルの24748.07ドルで引けた。
※(値は速報ベース)
VIX指数は、S&P500オプションの値動きを元にシカゴ・オプション取引所(CBOE)が算出・公表するボラティリティ・インデックスの略称。通称は「恐怖指数」で、上昇は市場の不安心理の強まりを、低下は不安心理の弱まりを示す。
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