シノペック煉化工程、17年の受注目標350億元

2017/03/21(火) 11:02
 石化プラントの中国最大手、シノペック煉化工程(02386)は20日、2017年の新規受注目標を中国本土が280億元、海外を15億米ドルに設定したと発表した。合計で約350億元となる。2016年の受注実績は計275億6400万元で、うち中国本土が171億9300万元、海外が14億9200万米ドルだった。  海外では、中国政府の「一帯一路」(海と陸のシルクロード)戦略に沿って、従来から強みを持つ中東、東南アジア、中央アジアでの地歩を固め、同時にロシア、南アジア、アフリカの市場を開拓していく方針。また、技術特許を持つ海外事業者との提携により、省エネルギー・環境保護や土壌修復、ごみ処理などの競争力を高め、新たな事業拡大の原動力とする。  20日付『信報』によると、同社の向文武総経理は、今年1-3月の新規受注はおおむね目標通りだったと明らかにした。1-3月期は受注が低調な時期にあたり、4-6月期に改善する見通しとした。  シノペック煉化工程の株価は日本時間午前11時1分現在、前日比9.56%高の8.48HKドルで推移している。
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