広州富力地産、大連万達からホテル事業を約200億元で買収
大手不動産デベロッパー、広州富力地産(02777)は20日、大連万達集団(ワンダ・グループ)からホテル事業権益を買収することで合意したと発表した。対象となるのはホテル76カ所の全権益と山東省煙台市にある合弁ホテルの権益70%。対価は199億600万元に上る。
大連万達集団は先ごろ、中国各地で展開するテーマパーク・リゾート「万達文化旅游城」13カ所の権益91%とホテル76カ所の権益を融創中国(01918)に譲渡することで基本合意したと発表。譲渡額はそれぞれ295億7500万元、335億9500万元としていた。一方、今回の正式合意では、融創中国が438億4400万元でテーマパーク・リゾート事業を譲り受け、広州富力地産がホテル事業を取得することとなった。
今回の買収について、広州富力地産は傘下のホテル資産ポートフォリオの改善につながるとしている。
日本時間午後3時10分現在、関連銘柄の値動きは次の通り。
■広州富力地産(02777):14.14HKドル(前日比9.44%高)
■融創中国(01918):19.76HKドル(同14.88%高)
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