中国マクドナルド、中国海外発展と戦略提携

　中国政府系の投資持ち株会社、中国中信（00267）が今年7月に買収した中国のマクドナルドが不動産大手の中国海外発展（00688）と戦略提携を締結したことが分かった。『大公網』などが26日伝えた。 　今回の提携によって、マクドナルドは国内主要60都市で中国海外発展が保有する商業施設やオフィスなどと連携して新たなサービス提供などを進めていく。なお、マクドナルドは中国海外発展のほかに、中国恒大集団（03333）や碧桂園（02007）とも戦略提携を締結し、それぞれの物件で優先的に店舗を開設することで合意している。これまでの報道によると、中国のマクドナルドは、2022年までに2000店舗の新設を計画。同国のファストフード市場で先行するケンタッキーフライドチキンの店舗数を追い上げる。 　関連銘柄の株価は日本時間午後0時8分現在、次の通り。 　■中国中信（00267）：11.42HKドル（前日比0.18％高） 　■中国海外発展（00688）：25.45HKドル（同変わらず）