中国の旧正月映画、初日の前売り券収入4億元

2018/02/16(金) 15:39
 春節(旧正月)連休は中国の映画館の書き入れ時だ。今年に入って週ごとの興業収入は低水準で推移してきたが、春節公開作品の前売り券は売れ行きが好調。中国のニュースサイト『財新網』によると、旧正月元日にあたる16日だけで収入が4億元(約66億6100万円)を超えた。  今年の春節は大手制作会社による公開が集中し、制作に参画した会社が84社に上る。「芳華(Youth)」や「前任3(The Ex-File: The Return of the Exes)」のヒットで大きな収益を上げた華誼兄弟伝媒(300027)は、春節連休の競合を避けるため公開スケジュールを変更したほどだ。  16日の封切作品は6本。うち「捉妖記2(Monster Hunt 2)」、「唐人街探案2(Detective Chinatown 2)」、「西遊記女儿国(The Monkey King 3)」、「熊出没:変形記(Boonie Bears: The Big Shrink)」の4本は続編だ。ほかに「オペレーション・メコン」で知られるダンテ・ラム(林超賢)監督の「紅海行動(Operation Red Sea)」、徳雲社制作の「祖宗十九代(The Faces of My Gene)」がある。  2017年の春節の映画興行収入は33億7000万元で、前年同期比10.8%増えた(サービス費を含む)。2018年の春節に公開する作品数は前年を上回る。UBSは、2017年春季公開の代表的作品は3本だったが、今年は6本あるとして、2018年の春節興業収入が前年を上回ると予想している。
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