春節後の有望セクターに医薬・バイオ関連＝国信証券

　中国本土の国信証券がこのほど発表したリポートで、春節（旧正月）連休後の有望セクターとして、医薬・バイオ関連を挙げた。カバレッジする31銘柄の2017年通期増益率は20－40％になると予想。このところ相場の変動が激しいことや決算期を迎えていることを踏まえ、銘柄のファンダメンタルズに注目が集まる可能性があるとした。『中国証券報』が14日伝えた。 　国信証券は、北京天壇生物製品（600161）、美年大健康産業控股（002044）、嘉事堂薬業（002462）、浙江仙キョ製薬（002332）など5銘柄の17年増益率が40％以上になると予想。また、長春高新技術産業（000661）、益豊大薬房連鎖（603939）、浙江京新薬業（002020）、通化東宝薬業（600867）、江蘇魚躍医療設備（002223）、浙江華海薬業（600521）、江蘇恩華薬業（002262）など13銘柄の増益率が25－40％、華東医薬（000963）、広西柳州医薬（603368）、康美薬業（600518）、江蘇恒瑞医薬（600276）、華潤双鶴薬業（600062）、華潤三九医薬（000999）、東阿阿膠（000423）、上海医薬集団（601607）など10銘柄の増益率が10－25％とした。