「港珠澳大橋」、主体工事が完工 検収に合格
香港のランタオ島と広東省珠海市、マカオを結ぶ「港珠澳大橋」の主体工事が完工し、6日までに検収に合格したことが分かった。現地複数メディアが伝えた。
港珠澳大橋は6車線(片側3車線)、制限速度100キロメートル(毎時)で走行可能。2011年1月に着工した。港珠澳大橋管理局の余烈副局長は全長55キロメートルの同大橋の完工に伴い、珠海市と香港が最速30分で結ばれると説明。また、同大橋は政府が推し進める広東省・香港・マカオ沿岸を対象とした「粤港澳大湾区」の開発をけん引する役割を果たすことになると述べた。
港珠澳大橋の開通は5-6月になる見通し。開通日は香港、広東省、マカオの出入国管理施設の整備や越境通行政策の調整状況を踏まえて最終決定する。
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