聯想控股、「H株全流通」試行をCSRCが認可 一部内資株が香港上場へ

2018/04/24(火) 10:02
 中国科学院系のコングロマリット、聯想控股(03396)は23日大引け後、非上場の内資株をH株に転換し、香港証券取引所に上場させる「H株全流通」を試行的に実施する申請が、中国証券監督管理委員会(CSRC)に認可されたと発表した。試行に参加する内資株株主は8社(人)で、最大8億8000万株の内資株がH株に転換させる見通し。聯想控股の取締役会がすでに内資株のH株転換を承認しており、早急に手続きを進めるとしている。  試行に参加する内資株株主は、2位株主の北京聯持志遠管理諮詢中心(有限合夥)(持ち株比率20.37%)や北京聯持永信投資中心(同7.55%)のほか、持ち株比率が0.85-2.89%の個人6人。一方、筆頭株主の中国科学院国有資産経営有限責任公司(17年末時点で持ち株比率29.04%)は今回の参加を見送った。  聯想控股は「H株全流通」の試行が、H株比率と流通株式時価総額の向上、H株株主構成の改善などにつながるとした。8億8000万株の内資株がH株に転換した場合、発行済み株数に占めるH株と内資株の割合はそれぞれ53.98%、46.02%となる。  聯想控股の23日終値は前営業日比1.00%高の25.15HKドル。
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