吉利汽車とアイシン・エィ・ダブリュ、AT生産で合弁
吉利汽車（00175）は25日朝方、アイシン精機子会社のアイシン・エィ・ダブリュと合弁でオートマチックトランスミッション（AT）の生産会社を設立すると発表した。合弁会社の登録資本金は1億1700万米ドル（7億3400万元）で、出資比率はアイシン・エィ・ダブリュが60％、浙江吉利羅佑発動機有限公司（吉利汽車が99％出資する子会社）が40％。FF6速ATを年間40万台規模で生産する能力を持ち、2020年に量産を始める。
近年、主要な自動車メーカーは当局が燃料消費基準を次第に厳しくしていることに対応し、燃費効率が高い変速機を採用している。吉利汽車は高性能変速機の需要拡大を見込み、合弁会社を設立して中国で生産することで安定した供給能力を確保する戦略だ。
吉利汽車（00175）の24日終値は前日比1.64％高の21.65HKドル。
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