後場コメント No.9 牧野フライス、日本通信、ネクストジェン、アンリツ、神戸製鋼所など
★14：37 牧野フライス－大幅安 今期営業益36％減 前期は上振れ着地も
牧野フライス製作所<6135.T>が大幅安。工作機械専業の同社は28日14時30分、17.3期通期の連結営業利益が92億円（前期比36.4％減）になりそうだと発表した。為替の円高が重荷となる見込み。市場予想は133億円。
併せて発表した前16.3期営業益は145億円（前の期比20.3％増）だった。従来予想（130億円）を上振れ着地。連結受注は、1615億円（同2.1％増）と堅調に推移し、採算も改善した。
牧野フライス製作所<6135.T>が大幅安。工作機械専業の同社は28日14時30分、17.3期通期の連結営業利益が92億円（前期比36.4％減）になりそうだと発表した。為替の円高が重荷となる見込み。市場予想は133億円。
併せて発表した前16.3期営業益は145億円（前の期比20.3％増）だった。従来予想（130億円）を上振れ着地。連結受注は、1615億円（同2.1％増）と堅調に推移し、採算も改善した。
★14：41 日本通信－急落 今期営業黒字化も市場予想届かず SIM事業を支援
日本通信<9424.T>が急落。同社は27日、17.3期通期の連結営業利益が2.6億円（前期は17.1億円の赤字）になりそうだと発表した。市場予想（7.0億円の黒字）に届かない。新事業戦略では、イネイブラー事業者として他のMVNO事業者が手がけるSIM事業を支援していく方針を打ち出している。
日本通信<9424.T>が急落。同社は27日、17.3期通期の連結営業利益が2.6億円（前期は17.1億円の赤字）になりそうだと発表した。市場予想（7.0億円の黒字）に届かない。新事業戦略では、イネイブラー事業者として他のMVNO事業者が手がけるSIM事業を支援していく方針を打ち出している。
★14：44 ネクストジェン－反落 IP-PBXが名古屋工大の次世代コミュニケーションシステムに導入
ネクストジェン<3842.T>が反落。同社は4月28日14時30分に、ＮＴＴ西日本（西日本電信電話、大阪市）が構築した、名古屋工業大学の次世代コミュニケーションインフラ「マルチモーダル・ユニファイドコミュニケーションシステム」の中核となるIP-PBXとして、「NX-C1000 for Enterprise」が導入されたと発表した。
名古屋工業大学では、次世代のコミュニケーションインフラとして、IP-PBX、レガシーPBXおよびユニファイドコミュニケーションシステムを相互利用できるシステムと、出欠システムなどを統合した「マルチモーダル・ユニファイドコミュニケーションシステム」を構築されたとしている。しかし、マーケットの反応は薄い。
ネクストジェン<3842.T>が反落。同社は4月28日14時30分に、ＮＴＴ西日本（西日本電信電話、大阪市）が構築した、名古屋工業大学の次世代コミュニケーションインフラ「マルチモーダル・ユニファイドコミュニケーションシステム」の中核となるIP-PBXとして、「NX-C1000 for Enterprise」が導入されたと発表した。
名古屋工業大学では、次世代のコミュニケーションインフラとして、IP-PBX、レガシーPBXおよびユニファイドコミュニケーションシステムを相互利用できるシステムと、出欠システムなどを統合した「マルチモーダル・ユニファイドコミュニケーションシステム」を構築されたとしている。しかし、マーケットの反応は薄い。
★14：46 アンリツ－上昇 今期営業益22％増で市場予想上振れ 次世代のIoT /5G事業へ積極投資
アンリツ<6754.T>が上昇。同社は27日、17.3期通期の連結営業利益が72億円（前期比22.1％増）になりそうだと発表した。市場予想（57億円）を上振れる。
主力の計測事業では、モバイル市場の収益基盤を強化しつつ、ネットワーク・インフラ市場での売上拡大および次世代のIoT /5G事業への積極的投資を行い、見通しの達成に取り組むとしている。為替レートは1ドル110円を想定している。
併せて発表した16.3期の営業益は59億円（前の期比45.8％減）だった。
アンリツ<6754.T>が上昇。同社は27日、17.3期通期の連結営業利益が72億円（前期比22.1％増）になりそうだと発表した。市場予想（57億円）を上振れる。
主力の計測事業では、モバイル市場の収益基盤を強化しつつ、ネットワーク・インフラ市場での売上拡大および次世代のIoT /5G事業への積極的投資を行い、見通しの達成に取り組むとしている。為替レートは1ドル110円を想定している。
併せて発表した16.3期の営業益は59億円（前の期比45.8％減）だった。
★14：50 日本郵船－大幅に4日続落 今期18％純減益見込む スポット運賃市況の低調見込む
日本郵船<9101.T>が大幅に4日続落。同社は28日前引け後、17.3期通期の純利益予想を150億円（前期比17.8％減）にすると発表した。
コンテナ船部門での新造大型船の竣工・投入による供給過剰状態は根強く、スポット運賃市況の低調な推移を見込んでいる。タンカーでは新造船の竣工による市況の軟化を予想している。想定為替レートは1ドル110円。
16.3期通期の純利益は182億円（前の期比61.7％減）だった。ドライバルカーの減損などが利益を圧迫した。
日本郵船<9101.T>が大幅に4日続落。同社は28日前引け後、17.3期通期の純利益予想を150億円（前期比17.8％減）にすると発表した。
コンテナ船部門での新造大型船の竣工・投入による供給過剰状態は根強く、スポット運賃市況の低調な推移を見込んでいる。タンカーでは新造船の竣工による市況の軟化を予想している。想定為替レートは1ドル110円。
16.3期通期の純利益は182億円（前の期比61.7％減）だった。ドライバルカーの減損などが利益を圧迫した。
★14：52 航空電－急騰 今期営業益6％増で市場予想上振れ 前期は携帯機器分野が振るわず
日本航空電子工業<6807.T>が急騰。コネクター大手の同社は27日、17.3期通期の連結営業利益が190億円（前期比6.0％増）になりそうだと発表した。自動車市場では電装化の進展が期待されることから、増益を見込み、市場予想（158億円）を大きく上振れる。為替レートは1ドル110円を前提としている。
併せて発表した16.3期の営業益は179億円（前の期比30.6％減）だった。携帯機器分野が年度後半に所要減少の影響を受けたことが利益の重荷となった。
日本航空電子工業<6807.T>が急騰。コネクター大手の同社は27日、17.3期通期の連結営業利益が190億円（前期比6.0％増）になりそうだと発表した。自動車市場では電装化の進展が期待されることから、増益を見込み、市場予想（158億円）を大きく上振れる。為替レートは1ドル110円を前提としている。
併せて発表した16.3期の営業益は179億円（前の期比30.6％減）だった。携帯機器分野が年度後半に所要減少の影響を受けたことが利益の重荷となった。
★14：52 神戸製鋼所－後場下げ幅拡大 今期5％営業減益見込む 鋼材の供給過剰解消には時間必要
神戸製鋼所<5406.T>が後場下げ幅拡大。同社は27日14時30分、17.3期通期の連結営業利益予想を650億円（前期比5.0％減）とすると発表した。
アジアでの鋼材の供給過剰解消には時間を要するとみているほか、中国経済の減速、原油安などを背景とした新興国・資源国のエネルギー関連需要の停滞、景気低迷などが懸念されるとした。
16.3期通期の営業利益は684億円（前の期比42.7％減）だった。主原料価格の値下がりによる鋼材販売価格下落が響いた。
神戸製鋼所<5406.T>が後場下げ幅拡大。同社は27日14時30分、17.3期通期の連結営業利益予想を650億円（前期比5.0％減）とすると発表した。
アジアでの鋼材の供給過剰解消には時間を要するとみているほか、中国経済の減速、原油安などを背景とした新興国・資源国のエネルギー関連需要の停滞、景気低迷などが懸念されるとした。
16.3期通期の営業利益は684億円（前の期比42.7％減）だった。主原料価格の値下がりによる鋼材販売価格下落が響いた。
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