後場コメント No.3 石塚硝子、サンケン電気、HIS、ユナイテッド、オークファンなど

2016/07/22(金) 15:00
★13:04  ローム-大和が目標株価引き下げ 伸び悩みが継続している
 ローム<6963.T>が反落。大和証券では、伸び悩みが継続していると判断。投資判断「3(中立)」を継続、目標株価は7700円→4700円と引き下げた。
 今17.3期第1四半期決算は売上高825億円前後(前年同期比13%減、前四半期比6%増)、営業利益42億円前後(前年同期比64%減、前四半期比29%増)を想定。円高もあり、全般伸び悩む中、比較的堅調だった車載も二輪中心にやや苦戦と想定。一方、経費でやや保守的な計画が組まれていたため、上期中心に営業利益は計画比上振れペースと予想。通期では売上高3270 億円(前期比7%減)、営業利益120億円(同64%減)を予想。センサーの採用が増加する見込みのスマホ向け以外は伸び悩みが続く見込みとした。

★13:08  石塚硝子-後場下げ幅拡大 1Qは69%経常減益 円高で為替差損が発生
 石塚硝子<5204.T>が後場下げ幅拡大。同社は22日13時、17.3期1Q(4-6月)の連結経常利益が2.5億円(前年同期比69.3%減)だったと発表した。
 ハウスウェアと紙容器の売り上げが減少したほか、ガラスびんの生産体制再編で稼働率が低下した。為替相場の変動による為替差損の計上も響いた。

★13:12  サンケン電気-大和が目標株価引き下げ 短期は数少ない増益企業の1つになる可能性
 サンケン電気<6707.T>が反落。大和証券では、短期は数少ない増益企業の1つになる可能性があると判断。投資判断「3(中立)」を継続も、目標株価は600円→400円と引き下げた。
 今17.3期第1四半期決算は売上高370億円前後(前年同期比2%増、前四半期比12%減)、営業利益12億円前後(前年同期比6倍、前四半期比59%減)を想定。前1Qは基幹システムの刷新に伴う15.3期への前倒し出荷の反動で低水準だった半導体デバイスが大きく改善。単体半導体売上は前年同期比で+11%、米子会社アレグロ(車載センサー中心)もドルベースでは同10%以上の増収になったと推察。通期では売上高1567億円(前期比1%増)、営業利益70億円(同3%増)を予想。前年下期の半導体デバイスの一過性悪化要因(工程で使用する過酸化水素水不良問題)からの反動と、構造改革効果により下期/下期でも増益が期待できるとした。

★13:21  HIS-続落 香港ミキグループと協業の検討開始で合意 子会社化も視野に
 エイチ・アイ・エス<9603.T>が続落。同社は22日、ミキグループ(香港)と、両社による協業提携関係の強化を目指し、ミキグループの連結子会社化(現在は持分法適用関連会社)の可能性を含めて、協業について検討を開始することで合意したと発表した。
 オンライン事業で、両社の持つ商材、販売チャンネル、システムなどの経営資源を統合し相乗効果の発揮を図る。システム投資を加速させ、BtoC、BtoB両事業領域で世界的な認知度を持ったオンラインエージェント・オンラインオペレーターを目指すとした。しかし、軟調な地合いのなかで株価は下落している。

★13:23  ユナイテッド-後場急伸 子会社が「ポケモンGO」日本版リリースで特別キャンペーン
 ユナイテッド<2497.T>が後場急伸。同社は7月22日に、連結子会社でスマートデバイスメディア事業を行うSmarprise(東京都港区)が、スマートフォンアプリ「ポケモンGO」日本版リリースに伴い、『SMART GAME』上での期間限定特別キャンペーンを実施すると発表した。
 『SMART GAME』を経由していつも遊んでいるアプリを立ち上げ、課金すると、課金額の5%分がユーザーに“ゴールド”としてポイント還元される。今回、2週間(8月5日まで)限定で、『SMART GAME』経由で『ポケモンGO』に課金したユーザーには通常の5%還元ではなく、特別キャンペーンとして「7%還元」で提供するとした。

★13:31  オークファン-5日続落 EC解析ツール「Storoid」リリース
 オークファン<3674.T>が5日続落。同社は7月22日午後、Yahoo!ショッピングの実売データを予測する独自のデータ収集・解析技術をもとに、EC市場のトレンドをだれでも簡単に把握でき、売上向上に活用することができるEC解析ツール「Storoid(ストロイド)」をリリースしたと発表した。
 Yahoo!ショッピングの実売データを元に、何がどれだけ売れているのか、どのような商品が人気があるのかといったリサーチを誰でも簡単に行うことのできるEC市場分析ツールとして開発されたもの。ECサイト運営者は、経験や勘だけに頼ることなく、Storoidの明確な分析データを活用して自社の商品展開およびプロモーション戦略の改善を行うことで、より効率的に売上の向上を目指すことが可能。


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