後場コメント No.1 センコー、岡本硝子、NTTデータ、UMNファーマ、ティーガイアなど

2016/08/25(木) 15:00
★12:30  センコー-岩井コスモが新規「A」 最高益更新が続く見通し
 センコー<9069.T>がもみ合い。岩井コスモ証券では、新規受託や料金改定、M&A(合併・買収)効果も寄与して最高益更新が続くと想定。投資判断「A」、目標株価780円として、新規カバレッジを開始した。
 第1四半期は売上高が前年同期比3.7%増の1102億円、営業利益が同8.2%増の41億円で会社計画線の着地。今期業績について岩井コスモでは、売上高が前期比6%増の4600億円、営業利益が同3%増の181億円と会社計画線に沿った着地を予想。輸送単価の上昇が顕在化する中、高付加価値の物流サービスが本領を発揮する局面を迎えるとの見方を示した。

★12:30  岡本硝子-急伸 「クラウドカット」が大手コンビニおでんのフタの表面加工に採用
 岡本硝子<7746.T>が急伸。同社は25日11時10分、同社の特許出願中の「クラウドカット」が、大手コンビニチェーンの仕込み用おでんのフタの表面加工に採用されたと発表した。
 コンビニの仕込み用おでん容器は衛生上の観点からフタをすることが要請されているが、湯気で中身が見えにくくなるため、フタをしない例も散見される。同社のクラウドカットは従来品より水接触角値が低いため、防曇性、油に対する防汚性に優れている。

★12:30  NTTデータ-底堅い 三鷹市にデータセンターを建設
 エヌ・ティ・ティ・データ<9613.T>が底堅い。同社は25日、東京都三鷹市に「三鷹第二データセンター」の建設を開始すると発表した。
 今回建設する「三鷹第二データセンター」は延床面積約3万8000平方メートル、最大約5600ラックの収容が可能となる国内最大級の規模になるという。また、免震構造や非常用発電機による72時間連続運転などBCPへの対応力を強化するほか、電力高負荷対応や高いセキュリティーレベルの採用、自然エネルギーの利用など、最新鋭の設備を有するデータセンターとなるとしている。

★12:31  ペプチドリーム-反落 臨床での有効性証明が焦点に 「中立/高リスク」継続
 ペプチドリーム<4587.T>が3日ぶり反落。シティグループ証券では、臨床での有効性証明が焦点とし、投資評価「2H(中立/高リスク)」を継続した。目標株価は4600円→5400円と引き上げた。
 前16.6期決算および会社説明会を踏まえ、業績予想を見直し。開発段階の進展したPD-L1ペプチドについて成功確率(発売確率10%→20%)を高め、長期的に販売ロイヤルティを一部織り込んだとした。シティでは、同社の技術について新規性、希少性が高いと評価するものの、さらなる株価上昇には、臨床的な有用性の証明が必要と考えるとした。

★12:32  UMNファーマ-反落 まずは国内の審査動向を注視する 「中立/高リスク」継続
 UMNファーマ<4585.T>が反落。シティグループ証券では、まずは国内の審査動向を注視するとし、投資評価「2H(中立/高リスク)」を継続した。目標株価は2100円→1500円と引き下げた。
 決算発表などを踏まえ、中期的な業績見通しを引き下げ。季節性インフルエンザワクチン「UMN-0502」の発売遅延を反映したもの。また、実施中のライツオファリングによる株数増加を考慮し、目標株価は引き下げ。日米での季節性インフルエンザワクチンの普及や、ノロウイルスワクチンの市場規模を考えれば長期的な期待は大きいものの、足元ではいずれも不透明感があるとした。

★12:35  ティーガイア-反落 「Smart Labo 新宿東口」で「HTC Vive」のVR無料体験イベントを開催
 ティーガイア<3738.T>が反落。同社は25日、スマートフォンアクセサリーショップ「Smart Labo 新宿東口」で、9月3日~4日の2日間、「HTC Vive」のVR(仮想現実)無料体験イベントを開催すると発表した。
 イベント当日は、高さ2メートル、幅3メートル、奥行き2メートルのVRを体感できるベースステーションを店内に設置するという。来店者は、5分~10分程度のコンテンツを体感できる。しかし、情報・通信セクターなど内需関連が弱く推移するなか、売りに押されている。


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