後場コメント No.6 大和ハウス、積水ハウス、飯田ＧＨＤ、積水化学、ＫＩＭＯＴＯなど
★13:34 大和ハウス－4日続伸 住宅業界のエクセレントカンパニー 新規「買い」
大和ハウス<1925.T>が4日続伸。シティグループ証券では、住宅業界のエクセレントカンパニーと注目。投資評価「1（買い）」、目標株価4200円として、新規カバレッジを開始した。
同社は戸建住宅メインのメーカーというイメージがあるが、実は住宅メーカーの中では最も事業の多角化に成功した企業であり、前16.3期の戸建住宅の営業利益は全体の6％に過ぎない。遊休地を持つ約6700名の地主のネットワークと約4000社のテナントをベストマッチングさせてコンビニや物販店などの郊外型店舗を建築する事業はユニークであり、他社の追随を許さない。物流施設の開発でも強みを持ち、物流施設の受注やグループリートへの安定的な資産売却により利益拡大が見込まれるとした。
19.3期は営業利益3080億円と、セクター内で群を抜く業績を達成する見込み。住宅会社の中では突出した稼働済みの賃貸不動産を保有しており、最も不動産業に近い業態であると考えられ、今後も投資家の注目度の高い銘柄との見方を示した。
大和ハウス<1925.T>が4日続伸。シティグループ証券では、住宅業界のエクセレントカンパニーと注目。投資評価「1（買い）」、目標株価4200円として、新規カバレッジを開始した。
同社は戸建住宅メインのメーカーというイメージがあるが、実は住宅メーカーの中では最も事業の多角化に成功した企業であり、前16.3期の戸建住宅の営業利益は全体の6％に過ぎない。遊休地を持つ約6700名の地主のネットワークと約4000社のテナントをベストマッチングさせてコンビニや物販店などの郊外型店舗を建築する事業はユニークであり、他社の追随を許さない。物流施設の開発でも強みを持ち、物流施設の受注やグループリートへの安定的な資産売却により利益拡大が見込まれるとした。
19.3期は営業利益3080億円と、セクター内で群を抜く業績を達成する見込み。住宅会社の中では突出した稼働済みの賃貸不動産を保有しており、最も不動産業に近い業態であると考えられ、今後も投資家の注目度の高い銘柄との見方を示した。
★13:41 積水ハウス－もみ合い 非戸建住宅事業のベストミックス 新規「買い」
積水ハウス<1928.T>がもみ合い。シティグループ証券では、非戸建住宅事業のベストミックスと注目。投資評価「1（買い）」、目標株価2600円として、新規カバレッジを開始した。
業績ドライバーは賃貸住宅事業、不動産フィー事業、リフォーム事業、海外事業の4つ。戸建住宅事業は長期的に売上の漸減が避けられないが、これらの成長4セグメントで十分オフセット可能と判断。コンセンサス予想は保守的であり、シティではコンセンサスを上回る利益成長が可能と想定。当面低金利環境が続くと見られ、同社を取り巻く事業環境は良好に推移する見通し。同社は総還元性向60％を今後も維持する方針を掲げており、配当性向40％に加え、当期利益の20％を自社株買いに充てる方針。株主還元に積極的で、為替やグローバルの景気動向の影響を受けにくい同社のような内需系企業は、引き続き選好されると予想。
積水ハウス<1928.T>がもみ合い。シティグループ証券では、非戸建住宅事業のベストミックスと注目。投資評価「1（買い）」、目標株価2600円として、新規カバレッジを開始した。
業績ドライバーは賃貸住宅事業、不動産フィー事業、リフォーム事業、海外事業の4つ。戸建住宅事業は長期的に売上の漸減が避けられないが、これらの成長4セグメントで十分オフセット可能と判断。コンセンサス予想は保守的であり、シティではコンセンサスを上回る利益成長が可能と想定。当面低金利環境が続くと見られ、同社を取り巻く事業環境は良好に推移する見通し。同社は総還元性向60％を今後も維持する方針を掲げており、配当性向40％に加え、当期利益の20％を自社株買いに充てる方針。株主還元に積極的で、為替やグローバルの景気動向の影響を受けにくい同社のような内需系企業は、引き続き選好されると予想。
★13:44 飯田ＧＨＤ－4日続伸 業績拡大の新たなステージへ 新規「買い」
飯田グループホールディングス<3291.T>が4日続伸。シティグループ証券では、業績拡大の新たなステージへとコメント。投資評価「1（買い）」、目標株価2600円として、新規カバレッジを開始した。
同社は戸建分譲住宅の分野において首都圏で34％、全国で29％のマーケットシェアを誇る王者であり、スケールメリットや効率的な経営で今後も高い成長が可能と想定。市場が成熟しており、成長が見込みにくい戸建住宅市場の中で、同社が狙うローコストの分譲住宅は取得意欲が旺盛な1次取得者層をターゲットにしており、「成長市場」と言える。今後もコンセンサスを上回る利益成長が可能と考えられ、今の株価は割安と判断。
飯田グループホールディングス<3291.T>が4日続伸。シティグループ証券では、業績拡大の新たなステージへとコメント。投資評価「1（買い）」、目標株価2600円として、新規カバレッジを開始した。
同社は戸建分譲住宅の分野において首都圏で34％、全国で29％のマーケットシェアを誇る王者であり、スケールメリットや効率的な経営で今後も高い成長が可能と想定。市場が成熟しており、成長が見込みにくい戸建住宅市場の中で、同社が狙うローコストの分譲住宅は取得意欲が旺盛な1次取得者層をターゲットにしており、「成長市場」と言える。今後もコンセンサスを上回る利益成長が可能と考えられ、今の株価は割安と判断。
★13:47 積水化学－反落 住宅と非住宅の両立で高い成長を遂げたが足元はやや減速 新規「中立」
積水化学工業<4204.T>が4日ぶり反落。シティグループ証券では、住宅と非住宅の両立で高い成長を遂げたが、足元はやや減速していると判断。投資評価「2（中立）」、目標株価1500円として、新規カバレッジを開始した。
業績ドライバーは自動車関連、エレクトロニクス関連の製品を手掛ける高機能プラスチックス事業。しかし、エレクトロニクス関連は中国景気減速などによるモバイル製品の生産調整の影響を受け、需要は鈍化傾向にあり、これまで好調であった自動車関連もBrexitによる欧州景気の減速により、今後減速が避けられない見込み。国内主力事業の新築住宅事業も、戸建住宅への依存度が高く、高い成長は見込みにくい。株価は住宅会社の中ではアンダーパフォームしているものの、ポジティブなカタリストに乏しく、バリエーションは切り上がらないとの見方を示した。
積水化学工業<4204.T>が4日ぶり反落。シティグループ証券では、住宅と非住宅の両立で高い成長を遂げたが、足元はやや減速していると判断。投資評価「2（中立）」、目標株価1500円として、新規カバレッジを開始した。
業績ドライバーは自動車関連、エレクトロニクス関連の製品を手掛ける高機能プラスチックス事業。しかし、エレクトロニクス関連は中国景気減速などによるモバイル製品の生産調整の影響を受け、需要は鈍化傾向にあり、これまで好調であった自動車関連もBrexitによる欧州景気の減速により、今後減速が避けられない見込み。国内主力事業の新築住宅事業も、戸建住宅への依存度が高く、高い成長は見込みにくい。株価は住宅会社の中ではアンダーパフォームしているものの、ポジティブなカタリストに乏しく、バリエーションは切り上がらないとの見方を示した。
★13:47 きもと－底堅い 米国法人に電子機器向けフィルムのコーティングマシンを増設
きもと<7908.T>が底堅い。25日付「日刊工業新聞」で、同社が2017年をめどに、米国法人のキモトテック（ジョージア州）に電子機器向けフィルムのコーティングマシンを増設すると報じられた。
先進型ウエアラブル端末向けの需要増に対応するのが狙いだという。投資額は既存設備の改修も含めて約6億円としている。すでに現地の研究員を約10人増員しており、約60人体制で事業の拡張に対応するもよう。今後の海外収益の伸びが期待され、買いが入っている。
きもと<7908.T>が底堅い。25日付「日刊工業新聞」で、同社が2017年をめどに、米国法人のキモトテック（ジョージア州）に電子機器向けフィルムのコーティングマシンを増設すると報じられた。
先進型ウエアラブル端末向けの需要増に対応するのが狙いだという。投資額は既存設備の改修も含めて約6億円としている。すでに現地の研究員を約10人増員しており、約60人体制で事業の拡張に対応するもよう。今後の海外収益の伸びが期待され、買いが入っている。
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