後場コメント No.2 デファクト、日本電子、エキサイト、ニューフレア、中外製薬など

2016/10/27(木) 15:00
★12:43  デファクトスタンダード-大幅続落 今期30%営業増益見込むも市場予想より弱い
 デファクトスタンダード<3545.T>が大幅続落。同社は26日、17.9期通期の営業利益予想を4.3億円(前期比29.9%増)とすると発表した。市場予想は4.5億円。
 16.9期通期の営業利益は3.3億円(前の期比69.6%増)だった。ネット専業リユース事業で、広告宣伝の増加に伴い買取商品が増加した。

★12:44  日本電子-CSが新規「OP」 17.3期通期計画下方修正が悪材料出尽くしとなろう
 日本電子<6951.T>が3日ぶり大幅反発。クレディ・スイス証券では、事業拡大の基盤は整ったと判断。今17.3期通期計画下方修正が悪材料出尽くしになるとみて、投資評価「OUTPERFORM」、目標株価510円として、新規カバレッジを開始した。
 マルチビームの描画装置の安定的な業績寄与に加え、理科学・医用事業においても、事業拡大の基盤は整った。15年末より同社株価が大きく調整した主因の円高による業績への影響はおおむね織り込まれたと判断。
 今17.3期は営業利益を前期比80%減益と予想。しかし、来18.3期以降は(1)理科学・計測機器事業はバイオテクノロジーの研究などがけん引、(2)マルチビームの描画装置の開発では競合に対して先行しており、安定的に各年度2台の出荷を想定、(3)医用機器事業は医用分野の支出増加が生化学検査装置の需要をけん引とみて、収益拡大を予想。

★12:44  エキサイト-上げ幅拡大 介護電話アドバイザーによるお悩み相談をスタート
 エキサイト<3754.T>が上げ幅拡大。同社は10月27日の前場引け後に、「介護離職者ゼロ」のサポートサービス第2弾として、電話やメールを通じてカウンセラーに相談できる「エキサイトお悩み相談室」において、介護アドバイザーによるお悩み相談に対応すると発表した。
 エキサイトお悩み相談室で介護相談を受ける介護アドバイザーは、カウンセラーや介護従事者、家族介護経験者など、さまざまな立場の担当者が在籍し、幅広い角度から介護者の気持ちに寄り添うとした。早朝、深夜問わず、24時間思い立った時に、電話は1分100円~、メールは1通3000円~相談することができる。

★12:47  ニューフレア-CSが新規「NEUTRAL」 「マルチビーム」の開発動向に注視が必要
 ニューフレアテクノロジー<6256.T>が3日続落。クレディ・スイス証券では、次世代マスク描画装置「マルチビーム」の開発動向に引き続き注視が必要と判断。投資評価「NEUTRAL」、目標株価5820円として、新規カバレッジを開始した。
 半導体の微細化、市場における優位性が業績を下支え。9月29日発表の今17.3期上期計画上方修正後に株価は上昇しているが、年度内の売上計上の前倒しにすぎず、上値を狙うには10nmの追加投資による受注上振れを確認すべきと考えるとした。積極的に買うには次世代マスク描画装置であるマルチビームでの量産対応実現をみる必要があり、現時点で期待値を高める材料に乏しいと指摘。

★12:51  中外製薬-ドイツ証が目標株価引き下げ 基調的な収益性への懸念が高まる
 中外製薬<4519.T>が続落。ドイツ証券では、3Q売上高は予想未達で、基調的な収益性への懸念が高まるとコメント。レーティング「Hold」を継続、目標株価は3150円→3050円と引き下げた。
 今16.12期3Q決算は予想が低水準だったにもかかわらず、これを下回った。3Q売上高は 10.7%減の1100億円(CS予想は2%減)、コア営業利益は36.5%減の155億円(同17%減)。これは主にアクテムラの販売数量が減少し、輸出価格も低下した結果、Roche向けのアクテムラ輸出が低調だったことによる。国内の薬価改定の影響および為替の逆風と合わせて、アクテムラの低迷が原価率の上昇圧力となっており、これは4Qまで続く見通し。こうした不振にもかかわらず、今16.12期会社計画は依然として達成できる見込みであると指摘。


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