後場コメント No.5 朝日ラバー、四国電力、フリービット、エステー、アスカネットなど

2016/10/27(木) 15:00
★13:30  朝日ラバー-一時ストップ高 分子接着技術の応用展開と報道 補助金の研究テーマに採択
 朝日ラバー<5162.T>が一時ストップ高。10月27日付け化学工業日報で、同社ののプラズマ気流制御電極が、2016年度の福島県産総研連携再生可能エネルギー等研究開発補助事業補助金の研究テーマに採択されたと伝えられた。
 同電極は独自の分子接着技術をベースに開発を進めているもの。プラズマ気流を発生し空気の流れを制御する機能を有しており、風車環境における検証試験を実施している。同社は今回の研究助成を活用して、プラズマ生成環境における電極特性の検証を進めると報じられている。

★13:35  日本トリム-もみ合い インドネシア・ボトリング事業でペットボトルの生産能力増強
 日本トリム<6728.T>がもみ合い。同社は10月27日に、インドネシア現地パートナーで同国最大規模のコングロマリットであるシナルマスグループとの合弁会社「SUPER WAHANA TEHNO」において、11月よりジャワ島東部の新たな製造工場でペットボトルの委託生産を開始し、生産能力を2倍に増強すると発表した。
 これまでのジャカルタを中心とした西ジャワ州に加え、スラバヤなど東ジャワ州、またバリ島などに販路を拡大する。同社製品「Pristine(プリスティン)」は、国民の健康志向の高まりや日本ブランドとしての信頼性、高い品質から、2006年の事業開始以来、着実に伸長。生産能力拡大に加え、ガロンボトルの生産能力も強化する予定であるとした。

★13:37  四国電力-後場マイナス転換 上期74%営業減益 減価償却費や修繕費など増加
 四国電力<9507.T>が後場マイナス転換。同社は27日13時30分、17.3期上期(4-9月)の連結営業利益が49.2億円(前年同期比73.6%減)だったと発表した。
 退職給付に係る数理計算上の差異の償却や減価償却費、修繕費などが増加したことで、営業費用が増加した。

★13:41  フリービット-上げ幅拡大 情報セキュリティに関する国際規格「ISO27001」認証を取得
 フリービット<3843.T>が上げ幅拡大。同社は10月27日13時30分に、クラウドサーバー事業を推進するクラウドインフラ事業部を対象として、情報セキュリティ・マネジメントシステムの国際規格である「ISO27001」の認証を取得したと発表した。
 ISMS適合性評価制度は、日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)が、企業の情報セキュリティ管理システムが国際認証規格である「ISO27001」に準拠していることを認定する評価制度。国際的な情報セキュリティレベルを達成することを目的として、JIPDECの指定する審査登録機関によって審査・認証が行われている。

★13:46  エステー-4日続伸 通期営業益を上方修正 高付加価値商品の販売強化図る
 エステー<4951.T>が4日続伸。同社は27日、17.3期通期の連結営業利益予想を、従来の24.0億円から28.0億円(前期比19.6%増)へと引き上げると発表した。高付加価値商品の販売強化や製造コストなどの削減効果が見込まれる。
 17.3期上期(4-9月)の営業利益は21.8億円(前年同期比35.1%増)だった。

★13:48  アスカネット-大幅反発 エアリアルイメージング事業で海外展示会に出展を決定
 アスカネット<2438.T>が3日ぶり大幅反発。同社は10月27日に、エアリアルイメージング事業で海外市場を開拓するため、米国や中国など海外展示会への出展を進めていると発表した。
 これまでは、「CEATEC JAPAN」、「デジタルサイネージジャパン」、「東京デザインウィーク」など国内の展示会を中心に出展しているが、良質で大型の空中結像を可能にするプレート(AIプレート)が生産可能になっており、海外の展示会へも出展するとした。主な用途として考えられるサイネージ系と、空中で操作ができる操作系のそれぞれについて展示するもので、AIプレートだけでなく、筺体やセンサー、コンテンツを含めた提案を行う計画。


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