東芝-続伸 S&Pが長期会社格付けを「CCC-」へ2段階引き下げ

2017/03/21(火) 13:39
 東芝<6502.T>が続伸。格付け会社のスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は3月17日、同社の長期会社格付けを「CCC+」→「CCC-」と、2段階引き下げると発表した。格下げ方向の「クレジット・ウォッチ」を継続。  米原子力事業に関連する巨額の損失や財務負担がさらに膨らむ可能性が高まっていると指摘。半導体NANDフラッシュメモリー事業の売却の行方も未確定で、売却代金を受け取るまでには時間がかかる見通し。内部管理体制などの改善が確認されず、東芝の株式が監理銘柄に指定されたことを勘案すると、既存の取引金融機関が追加融資要請に応じるのは容易ではないと判断。東芝を取り巻く状況が予想外に大きく好転しない限り、今後6カ月間に同社が債務をタイムリーに履行できなくなる可能性や、経営難に伴う債務再編を実施せざるをえない可能性が高まっているとの見方を示した。
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