〔Market Flash〕3月日銀主な意見、多少の追い風でも忍耐強い緩和継続~みずほ
【9:40】3月日銀主な意見、多少の追い風でも忍耐強い緩和継続~みずほ
みずほ証券では、27日に公表された3月15・16日の日銀決定会合の主な意見を受けてリポートしている。今回は性急な長期金利目標の引き上げをけん制する意見が多かった。賃金に関しては見方が分かれる。また、海外経済・市場の不確実性や物価上昇率の鈍い点への警戒感も踏まえ、粘り強いYCC(イールドカーブコントロール)の継続が重要という多数意見が確認された。みずほでは、24日の黒田日銀総裁講演では、日々のオペから政策変更を議論すること自体が無益と強調されたが、YCCの下での国債買い入れ減額の可能性も示唆され始めた感があると指摘している。ただし、当面、少なくとも向こう半年は、現行のYCCや各種資産買い入れが継続されると考えている。
【8:45】寄り前気配は住友重、イビデン、日新鋼HD、京成が高い気配値
主力株の寄り前気配では、住友重(6302) +6.25%、イビデン(4062) +5.85%、日新鋼HD(5413) +5.59%、京成(9009) +4.79%、TSIHD(3608) +4.70%、日通(9062) +4.63%、アシックス(7936) +4.35%、サンドラッグ(9989) +4.31%、博報堂DY(2433) +4.12%、京セラ(6971) +4.02%などが高い気配値。
一方、長瀬産(8012)-25.56%、TSテック(7313)-23.29%、エクセディ(7278)-16.67%、ローム(6963) -8.82%、東洋水産(2875) -3.82%、栗田工(6370) -3.50%、ケーズHD(8282) -3.37%、タカタ(7312) -2.39%、ITHD(3626) -2.22%、東芝(6502) -1.97%などが安い気配値となっている。
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