前場コメント No.2 ソフトバンク、アイカ工業、野村総合研究所、ビジョン、コマツなど
★9:01 ファナック－続落 ロボットの生産能力増強を目的とした工場建設へ 投資金額は630億円
ファナック<6954.T>が続落。同社は27日に、茨城県筑西市におけるロボットの生産能力増強を目的とした工場建設を行うと発表した。
工場建設場所は茨城県つくば明野北部（田宿地区）工業団地で、完成予定は2018年5月。生産能力はロボット2000台／月となる。投資金額は、土地、建屋（工場、厚生施設、その他付帯工事）、生産設備（第一期）をあわせて、約630億円を見込んでいるとしている。
ファナック<6954.T>が続落。同社は27日に、茨城県筑西市におけるロボットの生産能力増強を目的とした工場建設を行うと発表した。
工場建設場所は茨城県つくば明野北部（田宿地区）工業団地で、完成予定は2018年5月。生産能力はロボット2000台／月となる。投資金額は、土地、建屋（工場、厚生施設、その他付帯工事）、生産設備（第一期）をあわせて、約630億円を見込んでいるとしている。
★9:01 ソフトバンクＧ－小幅高 北海道に大規模蓄電池併設メガソーラーを建設
ソフトバンクグループ<9984.T>が小幅高。28日付の日経新聞朝刊で、同社が北海道に大規模蓄電池を併設したメガソーラー（大規模太陽光発電所）を建設すると報じられた。
電池は太陽光発電用で国内最大級で、約1700世帯が1日使う電気を蓄えられるという。総投資額は200億円規模とみられ、2020年度に稼働予定とされる。
ソフトバンクグループ<9984.T>が小幅高。28日付の日経新聞朝刊で、同社が北海道に大規模蓄電池を併設したメガソーラー（大規模太陽光発電所）を建設すると報じられた。
電池は太陽光発電用で国内最大級で、約1700世帯が1日使う電気を蓄えられるという。総投資額は200億円規模とみられ、2020年度に稼働予定とされる。
★9:02 アイカ工業－大和が目標株価引き上げ 短期減速懸念も収益性と海外展開は評価
アイカ工業<4206.T>が7日続伸。大和証券では、短期減速懸念も収益性と海外展開は引き続き評価。投資判断「2（アウトパフォーム）」を継続、目標株価を3440円→3470円と引き上げた。
前17.3期営業利益は180億円（前の期比+11.8％）で、大和予想並みの着地。4Qも80周年行事関連費用を除けば高収益が継続。原材料高デメリットをこなして増益基調を維持できるかが注目点とした。
アイカ工業<4206.T>が7日続伸。大和証券では、短期減速懸念も収益性と海外展開は引き続き評価。投資判断「2（アウトパフォーム）」を継続、目標株価を3440円→3470円と引き上げた。
前17.3期営業利益は180億円（前の期比+11.8％）で、大和予想並みの着地。4Qも80周年行事関連費用を除けば高収益が継続。原材料高デメリットをこなして増益基調を維持できるかが注目点とした。
★9:02 野村総研－売り気配 野村が目標株価引き上げ ピーク利益更新が続く見方は不変
野村総合研究所<4307.T>が売り気配。野村証券では、収益性改善でピーク利益更新が続く見方は不変とコメント。レーティング「Buy」を継続、目標株価を4400円→4700円と引き上げた。
決算の実績、計画ともに大きなサプライズはなし。ただし、株主還元に関しては、記念配などで今18.3期配当は増配になったものの、株式市場で期待されていた自社株買いがなかった点は短期的な株価にネガティブに働く可能性がある。しかし、総じて緩やかな需要回復トレンドに変化はなく、保険の需要の底打ち、証券、銀行、その他金融、流通などの需要回復が増益をけん引する見込み。
豪ASG社の寄与度や国内の事業環境などを踏まえて売上高見通しを引き上げたが、のれん償却費やオフィス移転費用の増加などを考慮し、営業利益予想は据え置き。収益性の改善ペース、一過性費用のはく落（子会社の構造改革費用28億円+ソフトウェア減損10億円）などを踏まえると、今18.3期営業利益は655億円（同12％増益）と、計画640億円を上回ると予想。
野村総合研究所<4307.T>が売り気配。野村証券では、収益性改善でピーク利益更新が続く見方は不変とコメント。レーティング「Buy」を継続、目標株価を4400円→4700円と引き上げた。
決算の実績、計画ともに大きなサプライズはなし。ただし、株主還元に関しては、記念配などで今18.3期配当は増配になったものの、株式市場で期待されていた自社株買いがなかった点は短期的な株価にネガティブに働く可能性がある。しかし、総じて緩やかな需要回復トレンドに変化はなく、保険の需要の底打ち、証券、銀行、その他金融、流通などの需要回復が増益をけん引する見込み。
豪ASG社の寄与度や国内の事業環境などを踏まえて売上高見通しを引き上げたが、のれん償却費やオフィス移転費用の増加などを考慮し、営業利益予想は据え置き。収益性の改善ペース、一過性費用のはく落（子会社の構造改革費用28億円+ソフトウェア減損10億円）などを踏まえると、今18.3期営業利益は655億円（同12％増益）と、計画640億円を上回ると予想。
★9:03 ビジョン－反発 ポケットチェンジと戦略的業務提携 サービス展開と相互送客で
ビジョン<9416.T>が反発。同社は4月27日の大引け後に、海外旅行の際に余った外国硬貨・紙幣を投入することで、自国で便利に使える電子マネーや各種ギフトコード、クーポンなどに交換できる専用キオスク端末を手掛ける、ポケットチェンジ（東京都港区）と戦略的業務提携を行い、相互の顧客に向けたサービスの拡充を図ると発表した。
日本の海外渡航者向けには（1）ポケットチェンジを利用する方に対し、「グローバルWiFi」を案内、（2）ビジョンにて海外渡航者に対し、ポケットチェンジを案内する。一方、訪日外国人旅行者向けには（3）ビジョンにて訪日中の外国人旅行者に対し、ポケットチェンジを案内、（4）ビジョンにて帰国前の外国人旅行者に対し、ポケットチェンジを案内する。
ビジョン<9416.T>が反発。同社は4月27日の大引け後に、海外旅行の際に余った外国硬貨・紙幣を投入することで、自国で便利に使える電子マネーや各種ギフトコード、クーポンなどに交換できる専用キオスク端末を手掛ける、ポケットチェンジ（東京都港区）と戦略的業務提携を行い、相互の顧客に向けたサービスの拡充を図ると発表した。
日本の海外渡航者向けには（1）ポケットチェンジを利用する方に対し、「グローバルWiFi」を案内、（2）ビジョンにて海外渡航者に対し、ポケットチェンジを案内する。一方、訪日外国人旅行者向けには（3）ビジョンにて訪日中の外国人旅行者に対し、ポケットチェンジを案内、（4）ビジョンにて帰国前の外国人旅行者に対し、ポケットチェンジを案内する。
★9:04 コマツ－4日続伸 今期営業益10％減見込むも悪材料出尽くしで
コマツ<6301.T>が4日続伸。同社は27日に、18.3期通期の連結営業利益予想を1560億円(前期比10.4％減)と発表した。主にジョイ・グローバル社の買収に伴う一時費用（公正価値評価した棚卸資産の売上原価計上、無形固定資産の償却費など）が初年度に大きく発生することが響く。市場コンセンサスは1893億円となっている。
また、17.3期通期の連結営業利益は1741億円（前期比16.5％減）だった。固定費の削減や販売価格の改善などに取り組んだものの、円高が響いた。しかし、悪材料出尽くしから株価は上昇している。
コマツ<6301.T>が4日続伸。同社は27日に、18.3期通期の連結営業利益予想を1560億円(前期比10.4％減)と発表した。主にジョイ・グローバル社の買収に伴う一時費用（公正価値評価した棚卸資産の売上原価計上、無形固定資産の償却費など）が初年度に大きく発生することが響く。市場コンセンサスは1893億円となっている。
また、17.3期通期の連結営業利益は1741億円（前期比16.5％減）だった。固定費の削減や販売価格の改善などに取り組んだものの、円高が響いた。しかし、悪材料出尽くしから株価は上昇している。
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