前場コメント No.5 コーナン商事、ミネベアミツミ、キーエンス、イビデン、マキタなど

2017/04/28(金) 11:30
★9:05  協和発酵キリン-4日続伸 「evocalcet」の国内承認を申請
 協和発酵キリン<4151.T>が4日続伸。同社は4月27日の大引け後に、維持透析下の二次性副甲状腺機能亢進症を予定適応症として、evocalcet(一般名、開発コード:KHK7580)の国内医薬品製造販売承認申請を、厚生労働省に行ったと発表した。
 同剤は、1月31日に公表した試験結果に加え、血液透析施行中または腹膜透析施行中の二次性副甲状腺機能亢進症の患者を対象とした2つの国内第3相臨床試験で、evocalcetの52週間長期投与した際の安全性および有効性が確認されたもの。

★9:06  コーナン商事-岩井コスモが「B+」へ引き下げ 今期は厳しい立ち上がりを見せている
 コーナン商事<7516.T>が3日続落。岩井コスモ証券では、今期は厳しい立ち上がりを見せているとして、投資判断を「A」→「B+」と引き下げた。目標株価は2400円を継続。
 前17.2期は既存店の伸び悩みで微増収ながらも売上総利益率の改善で、2ケタの営業増益を達成。既存店強化に加え、在庫削減や販管費抑制に取り組み、会社は今18.2期も2ケタの営業増益を目指す。在庫や借入金削減など、経営課題であった財務体質改善は着実に進展していると指摘。

★9:06  ミネベアミツミ-小幅高 前期13%最終増益との観測 ゲーム機やスマホ部品伸びる
 ミネベアミツミ<6479.T>が小幅高。28日付の日経新聞朝刊で、同社の17.3期の連結純利益は前の期比13%増の410億円弱だったようだと報じられた。
 従来予想(4%増の380億円)を30億円ほど上回り、2期ぶりの最高益になるという。1月に経営統合した旧ミツミ電機のゲーム機やスマートフォン(スマホ)関連部品が伸びたとされる。

★9:06  キーエンス-小高い 前期営業益1698億円 新商品投入や営業体制の充実図る
 キーエンス<6861.T>が小高い。同社は27日、17.3期通期(7-3月)の連結営業利益が1698億円だったと発表した。2016年3月21日~2017年3月20日間の営業利益は2189億円(前年同期間比8.7%増)。国内で、企業の設備投資が改善を続けるなか、新商品の投入や営業体制を充実させた。

★9:06  イビデン-買い気配 デンソーと次世代の排気システムの開発で協業
 イビデン<4062.T>が買い気配。同社は4月27日の大引け後に、デンソー<6902.T>と資本・業務提携契約を締結し、次世代の排気システムの開発において協業すると発表した。
 今後、さらに多様化するパワートレインに対応するため、電動化領域においても、新たな価値の創出を目指し協業を検討する。第三者割当の方法によりイビデンが所有する自己株式をデンソーが取得することに合意。
 両社がこれまで培った強みを生かし、ガソリンエンジンやディーゼルエンジン、HV・PHVなど多様化する内燃機関において、高性能な排気システムの開発を加速させることを狙いとしているとした。

★9:07  マキタ-5日ぶり反落 今期営業益4%減見込む 市場コンセンサスも下回る
 マキタ<6586.T>が5日ぶり反落。同社は27日に、18.3期通期の連結営業利益予想を600億円(前期比4.1%減)と発表した。想定為替レートは、1米ドル=105円、1ユーロ=115円、1人民元=16.1円。市場コンセンサスは706億円となっている。
 また、17.3期通期の連結営業利益は625億円(前期比3.3%減)だった。前期並みの利益率を確保したものの、前期に比べ為替レートが円高基調となったことなどが響いた。
 併せて、これまで未定としていた17.3期の期末配当予想について82円(前期は83円)とすると発表した。年間配当は100円(前期は101円)となる。

★9:07  協和発酵キリン-4日続伸  1Q営業益73%増 技術収入の増加や研究開発費の減少などで
 協和発酵キリン<4151.T>が4日続伸。同社は27日に、17.12期1Q(1-3月)の連結営業利益が147億円(前期比72.5%増)だったと発表した。2016年4月に実施された薬価基準引き下げの影響があったものの、技術収入の増加や研究開発費の減少などが寄与した。


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