前場コメント No.9 小糸製作所、三井造船、王子ＨＤ、キヤノン、グリーなど
★9:16 小糸製作所－ＴＩＷが「2+」継続 18.3期計画は上振れの公算が大きい
小糸製作所<7276.T>がもみ合い。投資情報会社のＴＩＷでは、今18.3期計画は上振れの公算が大きいと判断。投資評価「2+（Outperform）」を継続した。
今18.3期営業利益は前期比2％減の910億円を会社は計画。拡販やLED化継続から国内外で仕事量は増え、加えて、国内外での継続的な合理化効果なども見込めるが、為替前提を1ドル105円としたことにより、為替影響は減益方向に効くと想定。また、研究開発費増加などを見込み、微減益を会社は想定。ＴＩＷでは為替前提を1ドル110円としたことに加え、同社期初計画の保守性を勘案して計画上振れを予想。
小糸製作所<7276.T>がもみ合い。投資情報会社のＴＩＷでは、今18.3期計画は上振れの公算が大きいと判断。投資評価「2+（Outperform）」を継続した。
今18.3期営業利益は前期比2％減の910億円を会社は計画。拡販やLED化継続から国内外で仕事量は増え、加えて、国内外での継続的な合理化効果なども見込めるが、為替前提を1ドル105円としたことにより、為替影響は減益方向に効くと想定。また、研究開発費増加などを見込み、微減益を会社は想定。ＴＩＷでは為替前提を1ドル110円としたことに加え、同社期初計画の保守性を勘案して計画上振れを予想。
★9:16 三井造船－反発 前期最終益を上方修正 特別損失や税金費用の減少で
三井造船<7003.T>が反発。同社は27日に、17.3期通期の連結営業利益予想を従来の120億円から80億円（前期比32.3％減）へと引き下げると発表した。子会社で建設中のプラント工事において、受注工事損失引当金繰入額（売上原価）約60億円の損失を追加で計上することが響く。市場コンセンサスは120億円となっている。
一方で、17.3期通期の連結純利益予想については従来の50億円から120億円（前期比57.9％増）に引き上げた。特別損失や税金費用の減少が寄与する。
三井造船<7003.T>が反発。同社は27日に、17.3期通期の連結営業利益予想を従来の120億円から80億円（前期比32.3％減）へと引き下げると発表した。子会社で建設中のプラント工事において、受注工事損失引当金繰入額（売上原価）約60億円の損失を追加で計上することが響く。市場コンセンサスは120億円となっている。
一方で、17.3期通期の連結純利益予想については従来の50億円から120億円（前期比57.9％増）に引き上げた。特別損失や税金費用の減少が寄与する。
★9:17 王子ＨＤ－続落 前期純利益2.2倍との観測も市場予想下回る
王子ホールディングス<3861.T>が続落。28日付の日経新聞朝刊で、同社の17.3期の連結純利益は、前の期比2.2倍の330億円程度だったようだと報じられた。市場予想は356億円。
東南アジアで段ボールや紙おむつの販売が伸び、苦戦していた中国事業も改善したという。会社計画に沿った着地だったが、国内市場の停滞が響いて、356億円だったアナリスト予想の平均値には届かなかったとされる。
王子ホールディングス<3861.T>が続落。28日付の日経新聞朝刊で、同社の17.3期の連結純利益は、前の期比2.2倍の330億円程度だったようだと報じられた。市場予想は356億円。
東南アジアで段ボールや紙おむつの販売が伸び、苦戦していた中国事業も改善したという。会社計画に沿った着地だったが、国内市場の停滞が響いて、356億円だったアナリスト予想の平均値には届かなかったとされる。
★9:19 キヤノン－岩井コスモが目標株価引き上げ 業績は底打ちへ
キヤノン<7751.T>が5日ぶり反落。岩井コスモ証券では、業績は底打ちすると想定。投資判断「B+」を継続、目標株価を3570円→4000円と引き上げた。
第1四半期決算は営業利益がほぼ倍増、既存事業の復調と新規事業が寄与。想定以上に好調な出足を受け、会社は通期予想を上方修正したが、依然として保守的な印象とコメント。今期は3期ぶりの増益が期待できそう。同社は高配当銘柄として注目されてきたが、業績が成長軌道に回帰することを前倒しで株価に織り込む展開も期待できるとした。
キヤノン<7751.T>が5日ぶり反落。岩井コスモ証券では、業績は底打ちすると想定。投資判断「B+」を継続、目標株価を3570円→4000円と引き上げた。
第1四半期決算は営業利益がほぼ倍増、既存事業の復調と新規事業が寄与。想定以上に好調な出足を受け、会社は通期予想を上方修正したが、依然として保守的な印象とコメント。今期は3期ぶりの増益が期待できそう。同社は高配当銘柄として注目されてきたが、業績が成長軌道に回帰することを前倒しで株価に織り込む展開も期待できるとした。
★9:20 グリー－大幅反発 通期営業益を上方修正 3Q営業益は56億円
グリー<3632.T>が大幅反発。同社は27日に、17.6期通期の連結営業利益予想を従来の52.0億円から70.0億円（前年同期比50.8％減）に引き上げると発表した。3Q累計期間の実績および最近の業績動向を踏まえた。市場コンセンサスは90.9億円となっている。
17.12期3Q累計（7-3月）の連結営業利益が55.9億円（前年同期比53.5％減）だった。ネイティブゲームのコイン消費は国内で増加したものの、海外は既存タイトルの減衰により、ネイティブゲーム全体のコイン消費は前年同期比で減少した。また、利益率の高いウェブゲームのコイン消費が前年同期比で減少したことも響いた。
グリー<3632.T>が大幅反発。同社は27日に、17.6期通期の連結営業利益予想を従来の52.0億円から70.0億円（前年同期比50.8％減）に引き上げると発表した。3Q累計期間の実績および最近の業績動向を踏まえた。市場コンセンサスは90.9億円となっている。
17.12期3Q累計（7-3月）の連結営業利益が55.9億円（前年同期比53.5％減）だった。ネイティブゲームのコイン消費は国内で増加したものの、海外は既存タイトルの減衰により、ネイティブゲーム全体のコイン消費は前年同期比で減少した。また、利益率の高いウェブゲームのコイン消費が前年同期比で減少したことも響いた。
★9:21 ＪＲ東海－続落 今期営業益6％減見込む 市場コンセンサスも下回る
ＪＲ東海（東海旅客鉄道）<9022.T>が続落。同社は27日に、18.3期通期の連結営業利益予想を583億円(前期比5.9％減)と発表した。市場コンセンサスは608億円となっている。
また、17.3期通期の連結営業利益は620億円（前期比7.1％増）だった。全体の輸送実績（輸送人キロ）について、ビジネス、観光ともに利用が堅調に推移した。また、不動産業において、「東京駅一番街」でリニューアルを行い「にっぽん、グルメ街道」をオープンするなど競争力、販売力の強化に取り組んだことも奏功した。
併せて、17.3期の期末配当予想を65円→70円（前期は65円）に修正すると発表した。年間配当は130円→135円（前期は125円）となる。
ＪＲ東海（東海旅客鉄道）<9022.T>が続落。同社は27日に、18.3期通期の連結営業利益予想を583億円(前期比5.9％減)と発表した。市場コンセンサスは608億円となっている。
また、17.3期通期の連結営業利益は620億円（前期比7.1％増）だった。全体の輸送実績（輸送人キロ）について、ビジネス、観光ともに利用が堅調に推移した。また、不動産業において、「東京駅一番街」でリニューアルを行い「にっぽん、グルメ街道」をオープンするなど競争力、販売力の強化に取り組んだことも奏功した。
併せて、17.3期の期末配当予想を65円→70円（前期は65円）に修正すると発表した。年間配当は130円→135円（前期は125円）となる。
★9:22 三井住友トラスト－続落 東芝向け融資の損失で純利益予想を下方修正
三井住友トラスト・ホールディングス<8309.T>が続落。28日付の日経新聞朝刊で、同社が東芝<6502.T>向け融資での損失に関連し、1700億円の純利益予想を下方修正する方針だと報じられた。
三井住友トラスト・ホールディングス<8309.T>が続落。28日付の日経新聞朝刊で、同社が東芝<6502.T>向け融資での損失に関連し、1700億円の純利益予想を下方修正する方針だと報じられた。
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