前場コメント No.11 ナック、日野自動車、きんでん、カプコン、インベスターズクラウドなど

2017/04/28(金) 11:30
★9:35  ナック-7日続伸 建設請負事業の国木ハウスを日本製紙から買収
 ナック<9788.T>が7日続伸。同社は4月27日の大引け後に、建設請負事業の国木ハウス(札幌市)を子会社化すると発表した。取得先は日本製紙<3863.T>で、株式取得日は6月1日。取得価格は非公表。寒冷地における建築ノウハウを獲得し、住宅事業で北海道進出を図る。

★9:36  日野自-大幅反発 今期5%営業増益見込む 前期は28%減益着地
 日野自動車<7205.T>が大幅反発。同社は27日、18.3期通期の連結営業利益予想を750億円(前期比5.4%増)にすると発表した。
 世界中の多種多様な商用車ニーズに応える最適な車両の供給と、アフターサービスの充実・強化を含めた顧客へのトータルサポート活動をグローバルに展開し、販売台数の拡大とともに採算改善・原価低減活動を推進する。
 17.3期通期の営業利益は712億円(前の期比27.6%減)だった。

★9:39  きんでん-急反発 前期8%増益で市場予想上振れ 今期は6%営業減益見込む
 きんでん<1944.T>が急反発。同社は27日、18.3期通期の連結営業利益予想を340億円(前期比5.7%減)にすると発表した。
 17.3期通期の営業利益は361億円(前の期比7.8%増)と、市場予想343億円を上回った。工事量と利益確保の経営方針を継続し、総合力を発揮して営業活動を積極的に展開するとともに、原価の低減、生産性の向上、業務の効率化に努めた。

★9:39  協和発酵キリン-野村が目標株価引き上げ 焦点はKRN23の48週データと骨生検データ
 協和発酵キリン<4151.T>が4日続伸。野村証券では、最大の焦点はKRN23の48週データと骨生検データとコメント。レーティング「Buy」を継続、目標株価を2500円→2600円と引き上げた。
 XLH(X染色体遺伝性低リン血症)の治療薬であるKRN23は、小児のPhase2試験結果、成人のPhase3試験結果を踏まえ、承認の可能性は非常に高いと判断。成功確率を100%に引き上げ、ピーク売上高は34.3期の1064億円→1291億円に引き上げ。また、XLHは米国患者団体が存在し、同社の米国販売パートナーであるUltragenyx社は同団体にすでに接触している。4月26日には同団体とPatient Dayを開催。同団体を通して、XLH患者にKRN23を提供すれば、浸透は速くなると考えるとし、来18.12期以降の業績予想を引き上げるとした。

★9:40  カプコン-急騰 今期営業益6%増見込む 利益率が高いダウンロード版の拡大で
 カプコン<9697.T>が急騰。同社は27日に、18.3期通期の連結営業利益予想を145億円(前期比6.2%増)と発表した。
 家庭用ゲームソフトはパッケージ販売に加え、利益率が高いダウンロード版の拡大に注力するほか、提携ソフトや人気タイトルのリメイク版など商品ラインナップの拡充により既存顧客の深耕や新規ユーザーの開拓に傾注するとしている。なお、市場コンセンサスは152億円となっている。
 併せて発表した、17.3期通期の連結営業利益は137億円(前期比13.5%増)だった。パチスロ機部門が、目玉機種の「モンスターハンター狂竜戦線」が大ヒットとなったことなどにより大幅増益となったことなどが寄与した。

★9:42  インベスターズクラウド-もみ合い 「スマリノ」で住宅ローン診断サービスを開始
 インベスターズクラウド<1435.T>がもみ合い。同社は4月27日の大引け後に、FinTechを活用した住宅ローン借り入れ・借り換えサービスを提供するMFS(東京都新宿区)と業務提携し、リノベーション事業「スマリノ」において、住宅ローン診断サービスを開始すると発表した。
 MFSは、住宅ローンの借り換えメリットがわかるアプリ「モゲチェック」を開発・運営する企業で、FinTechを活用した新サービスを提供する。提携により、ユーザーの住宅ローンを最適化し、全国140金融機関1200本以上のローンから借入額や金利タイプを分析できるようになり、ユーザーのニーズにあったローンを提案することが可能。


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