前場コメント No.17 日本ハム、ＪＦＥＨＤ、日立マクセル、シャープ、アルパインなど
★10:45 日本ハム－6日ぶり反落 米中部にフライドチキンなど加工食品工場建設
日本ハム<2282.T>が6日ぶり反落。28日付の日経新聞朝刊で、同社が2018年9月をめどに、米中部にフライドチキンなど加工食品の工場を建設すると報じられた。
投資額は50億円程度の見通しだという。米国本土での新工場稼働は30年ぶりで、西部にある既存工場を含めた米国内の加工食品生産量を3倍弱に高めるとされる。米国は人口増で食品市場の成長が見込まれ、営業拠点も充実させて、ニューヨークなど東部の開拓を進めるもよう。しかし、軟調な地合いのなかで株価は下落している。
日本ハム<2282.T>が6日ぶり反落。28日付の日経新聞朝刊で、同社が2018年9月をめどに、米中部にフライドチキンなど加工食品の工場を建設すると報じられた。
投資額は50億円程度の見通しだという。米国本土での新工場稼働は30年ぶりで、西部にある既存工場を含めた米国内の加工食品生産量を3倍弱に高めるとされる。米国は人口増で食品市場の成長が見込まれ、営業拠点も充実させて、ニューヨークなど東部の開拓を進めるもよう。しかし、軟調な地合いのなかで株価は下落している。
★10:48 アルプス電気－大幅反発 実績想定以上/計画値良好 「買い（CL）」継続
アルプス電気<6770.T>が大幅反発。ゴールドマン・サックス証券では、実績想定以上/計画値良好と評価。投資判断「買い（コンビクション・リスト）」を継続、目標株価は3900円→4000円と引き上げた。
16年度営業利益は444億円（4Q：115億円）とＧＳ予想425億円/会社計画420億円を過達。続く17年度は108円/ドル前提で545億円の計画。110円/ドル前提のＧＳ従来予想555億円を実質クリアする数値と解釈（1円/ドルで約+12億円）。また、会社計画の各種前提は例年通り保守的である点を確認、業績はさらなる上振れが期待可能。説明会も総じて前向きで株価はポジティブ反応を想定。
タッチパネルと車載情報、物流の売上高/営業利益予想を増額。17～19年度ＧＳ営業利益予想は従来比+4％/+3％/+4％修正。
アルプス電気<6770.T>が大幅反発。ゴールドマン・サックス証券では、実績想定以上/計画値良好と評価。投資判断「買い（コンビクション・リスト）」を継続、目標株価は3900円→4000円と引き上げた。
16年度営業利益は444億円（4Q：115億円）とＧＳ予想425億円/会社計画420億円を過達。続く17年度は108円/ドル前提で545億円の計画。110円/ドル前提のＧＳ従来予想555億円を実質クリアする数値と解釈（1円/ドルで約+12億円）。また、会社計画の各種前提は例年通り保守的である点を確認、業績はさらなる上振れが期待可能。説明会も総じて前向きで株価はポジティブ反応を想定。
タッチパネルと車載情報、物流の売上高/営業利益予想を増額。17～19年度ＧＳ営業利益予想は従来比+4％/+3％/+4％修正。
★10:51 ＪＦＥＨＤ－反発 国内の鋼材価格上昇は着実に進んでいる 「買い」継続
ＪＦＥホールディングス<5411.T>が反発。ゴールドマン・サックス証券では、国内の鋼材価格上昇は着実に進んでいるとみて、投資判断「買い」を継続した。目標株価は2800円→2700円と引き下げた。
前17.3期経常利益は847億円と、ＧＳ予想730億円/1/31修正計画700億円を超過。国内の鋼材価格、および海外のグループ会社（ＪＳＷスチールなど）が想定を上回って着地。ここ数年は期初計画を公表してきた同社だが、今期は4～6月期の原料炭の契約価格が決定していないことを主因にガイダンスの発表を見送っている。
決算説明会に登壇した林田英治社長は「下期の実績は価格転嫁も含め道半ばだが、3カ月前と比べて特に国内の見通しが明るくなっている」と述べており、国内鋼材需要の強さに下支えされ、鋼材価格引き上げの確度がより高まっている可能性が高いと指摘。
ＪＦＥホールディングス<5411.T>が反発。ゴールドマン・サックス証券では、国内の鋼材価格上昇は着実に進んでいるとみて、投資判断「買い」を継続した。目標株価は2800円→2700円と引き下げた。
前17.3期経常利益は847億円と、ＧＳ予想730億円/1/31修正計画700億円を超過。国内の鋼材価格、および海外のグループ会社（ＪＳＷスチールなど）が想定を上回って着地。ここ数年は期初計画を公表してきた同社だが、今期は4～6月期の原料炭の契約価格が決定していないことを主因にガイダンスの発表を見送っている。
決算説明会に登壇した林田英治社長は「下期の実績は価格転嫁も含め道半ばだが、3カ月前と比べて特に国内の見通しが明るくなっている」と述べており、国内鋼材需要の強さに下支えされ、鋼材価格引き上げの確度がより高まっている可能性が高いと指摘。
★10:52 日立マクセル－急騰 今期営業益6％増見込む 前期は計画上振れ着地
日立マクセル<6810.T>が急騰。同社は27日に、18.3期通期の連結営業利益予想を80.0
億円（前期比5.7％増）と発表した。事業ポートフォリオの変革をさらに進めるとともに、継続的な原価低減に努めて経営効率のさらなる向上を図るとしている。なお、市場コンセンサスは93.0億円となっている。
併せて発表した、17.3期通期の連結営業利益は75.7億円（前期比3.6％増）だった。通期の会社計画は60.0億円だったので着地は上振れた。成長分野製品の増収効果やコンシューマー製品のプロダクトミックスの改善効果などが寄与した。
日立マクセル<6810.T>が急騰。同社は27日に、18.3期通期の連結営業利益予想を80.0
億円（前期比5.7％増）と発表した。事業ポートフォリオの変革をさらに進めるとともに、継続的な原価低減に努めて経営効率のさらなる向上を図るとしている。なお、市場コンセンサスは93.0億円となっている。
併せて発表した、17.3期通期の連結営業利益は75.7億円（前期比3.6％増）だった。通期の会社計画は60.0億円だったので着地は上振れた。成長分野製品の増収効果やコンシューマー製品のプロダクトミックスの改善効果などが寄与した。
★10:53 シャープ－続落 スマホ向けカメラ部品を増産
シャープ<6753.T>が続落。28日付の日経新聞朝刊で、同社がスマホ向けのカメラ部品を増産すると報じられた。
主力生産拠点であるベトナムの協力工場を子会社化し、今夏には液晶の主力拠点である亀山工場（三重県亀山市）でも同じ部品の生産に着手するという。両拠点で機動的に増産できる体制を敷き、2～3年内に同部品の売り上げを倍増させる計画だとされる。しかし、軟調な地合いのなかで株価は下落している。
シャープ<6753.T>が続落。28日付の日経新聞朝刊で、同社がスマホ向けのカメラ部品を増産すると報じられた。
主力生産拠点であるベトナムの協力工場を子会社化し、今夏には液晶の主力拠点である亀山工場（三重県亀山市）でも同じ部品の生産に着手するという。両拠点で機動的に増産できる体制を敷き、2～3年内に同部品の売り上げを倍増させる計画だとされる。しかし、軟調な地合いのなかで株価は下落している。
★10:55 アルパイン－大幅反発 今期16％営業増益見込む 前期は3％増益着地
アルパイン<6816.T>が大幅反発。同社は27日、18.3期通期の連結営業利益予想を65.0億円（前期比15.8％増）にすると発表した。
音響機器事業で、自動車メーカー向け純正品として高評価を得たサウンドシステムの拡販に努める。
17.3期通期の営業利益は56.1億円（前の期比3.3％増）だった。固定費の抑制が寄与した。
アルパイン<6816.T>が大幅反発。同社は27日、18.3期通期の連結営業利益予想を65.0億円（前期比15.8％増）にすると発表した。
音響機器事業で、自動車メーカー向け純正品として高評価を得たサウンドシステムの拡販に努める。
17.3期通期の営業利益は56.1億円（前の期比3.3％増）だった。固定費の抑制が寄与した。
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