前場コメント No.4 HIS、NEC、スタートトゥデイ、タダノ、富士石油など

2017/05/29(月) 11:30
★9:05  HIS-買い気配 上期営業益27%減 旅行事業の減益などで 自己株取得も発表
 エイチ・アイ・エス<9603.T>が買い気配。同社は26日に、17.10期上期(11-4月)の連結営業利益は62.5億円(前年同期比26.8%減)だったと発表した。
 旅行事業が年末年始の日並びの影響などによる1Qの一時的な利益率低下などにより減益となった。また、ハウステンボスの来場者数が団体観光客や訪日外国人の集客が低調に推移し、147万人(前年同期比5.9%減)となったことも響いた。なお、2Qの旅行事業は前年同期比126.3%と好調だったとしている。
 併せて、上限360万株・100億円の自己株取得枠を設定すると発表した。自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は5.82%。

★9:05  HIS-買い気配 上限360万株・100億円の自己株取得枠を設定
 エイチ・アイ・エス<9603.T>が買い気配。同社は26日、上限360万株・100億円の自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は5月30日~7月24日。自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は5.82%。

★9:05  NEC-三菱UFJMSが目標株価引き上げ 収益改善策提示を待ちたい
 NEC<6701.T>が4日ぶり反落。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、スマートエネルギーやグローバルなどの収益改善策提示を待ちたいとし、投資判断「Neutral」を継続した。目標株価は290円→310円と引き上げた。
 課題とみるスマートエネルギー事業やグローバル事業(いずれもその他セグメント)などの赤字縮小の進ちょくに加え、同社からの納得感ある収益改善策提示を待ちたいとコメント。注目点は、修正が予定されている中計の内容。なお、今18.3期営業利益計画が市場予想(IFIS)を大きく下回ったため、前17.3期決算発表以降の株価(4月27日終値~5月24日終値)はカバレッジセクター単純平均を10.2%アンダーパフォームした。相対的な出遅れ感に注目した買いが入る可能性はあると指摘。

★9:06  スタートトゥデイ-続伸 「ゾゾタウン」での当日配送とりやめ
 スタートトゥデイ<3092.T>が続伸。28日付の日経新聞朝刊で、同社が6月12日から衣料品通販サイト「ゾゾタウン」での当日配送をとりやめると報じられた。
 有料会員(月500円)になるか1件につき350円を支払えば、東京都や神奈川、埼玉、千葉の3県を対象に、午前9時までの注文分はその日に商品が届いていた。同社は「ヤマト運輸の当日配送縮小による措置」としているという。

★9:06  タダノ-JPモルガンが目標株価引き上げ 海外需要底打ち+自助努力の発揮+割安
 タダノ<6395.T>が買い先行も伸び悩む展開。JPモルガン証券では、「海外需要底打ち+自助努力の発揮+割安」に注目。投資判断「Overweight」を継続、目標株価を1900円→2000円と引き上げた。
 前17.3期決算および取材を経て、業績予想の変更と目標株価算出年度の変更に伴い、目標株価を変更。今18.3期は上期業績を底に北米・中東などの資源向け需要をけん引役に世界の建設用クレーンはアップサイクルに転じるとともに、同社シェア上昇や利益率の改善を予想。株価は会社側の保守的計画を受け軟調だが、強気姿勢を維持するとした。

★9:06  富士石油-三菱UFJMSが目標株価引き下げ 大規模定期修理で18.3期は減益の予想
 富士石油<5017.T>が3日続落。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、袖ヶ浦製油所の大規模定期修理で今18.3期は減益と予想。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は400円→390円と引き下げた。
 エクイティストーリーに変更なし。袖ヶ浦製油所では4年に1回の大規模定期修理(会社計画を参照し、三菱UFJMS予想で前年比60億円の減益要因)があるため、今18.3期予想の在庫の影響を除く調整後営業利益は減益とした。株価上昇カタリストは、石油製品スプレッドの改善。目標株価かい離リスクは、石油製品や石油ピッチのスプレッドの変動など。


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