〔Market Flash〕主要生保の為替ヘッジ比率は16年9月末時点から低下~野村

2017/05/29(月) 10:22
【10:20】主要生保の為替ヘッジ比率は16年9月末時点から低下~野村  野村證券では、主要生保の為替ヘッジ比率は17年3月末時点で60.2%と、16年9月末時点の64.7%から低下したと指摘。16年度前半には、英国のEU離脱や米大統領選挙を巡り政治リスクが高まり、生保勢はヘッジ比率を急激に高めたが、16年度後半には、急激に上昇したヘッジ比率の半分程度が低下したという。逆に言えば、直近のヘッジ比率は16年3月末時点に比べ未だ高水準に位置しており、低下余地を残しているとの評価になるとみている。  通貨別に見ると、米ドル建て資産に対するヘッジ比率は17年3月末時点で56.3%と、16年9月末時点の62.5%から低下したほか、16年3月末時点(55.7%)とほぼ同じ水準まで戻したという。一部の生保は、米大統領選の直後にドル円が反転、急上昇する中で、押し目でドル円を買っていた可能性があるとみている。 【10:10】ドル円は雲下限や200日線トライとなる可能性もあり警戒~みずほ  みずほ証券では、本日のドル円は111円前後での神経質な展開を想定。北朝鮮によるミサイル発射実験の影響は限定的とみられるものの、積極的にドルを買う動きにはつながり難いと指指摘している。また、ロシアゲート疑惑でトランプ大統領の娘婿であるクシュナー氏に関する報道も相次いでおり、米政治問題も経済政策の実行が遅れるとの懸念を通じてドルの上値抑制要因となる可能性があるとみている。  テクニカル的にドル円は「下髭が長いこと」や「5/22、23とほぼ同水準でサポートされており、110.80円-111.80円のレンジ入りの可能性」もあるとしながらも、雲下限や200日移動平均線の走る110円台前半へのトライとなる可能性もあり警戒が必要とコメント。先週金曜日の安値110.88円水準を下抜けると、その可能性が高まるとみている。 【8:45】寄り前気配はグローリー、豊田合、三浦工、エクセディが高い気配値  主力株の寄り前気配では、グローリー(6457) +4.93%、豊田合(7282) +4.75%、三浦工(6005) +4.42%、エクセディ(7278) +3.73%、ダイセル(4202) +3.37%、H2Oリテイ (8242) +3.00%、東芝(6502) +2.90%、日電硝(5214) +2.79%、タダノ(6395) +2.78%、イビデン(4062) +2.75%などが高い気配値。  一方、日本オラクル(4716) -9.64%、ネクソン(3659) -9.47%、阪和興(8078) -3.06%、日梱包(9072) -2.97%、TBSHD(9401) -2.79%、スタンレ電(6923) -2.69%、コメリ(8218) -2.46%、電化(4061) -2.46%、日テレHD(9404) -2.15%、ロート(4527) -1.99%などが安い気配値となっている。
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