前場コメント No.14 千代田化工建設、テルモ、ＮＴＮ、リンナイ、みずほなど
★10:19 大日本住友製薬－みずほが目標株価引き下げ 業績予想を減額
大日本住友製薬<4506.T>が3日ぶり反落。みずほ証券では、COPDなどの新製品の営業費用と買収に伴う費用計上で業績予想を減額。投資判断「中立」を継続、目標株価は2050円→1780円と引き下げた。
みずほ予想を見直し。慢性閉塞性肺疾患（COPD）、注意欠陥・多動性障害（ADHD）などの新製品の営業費用および買収に伴う費用増額で、北米のセグメント利益を減額。主力の抗精神病薬ラツーダの米国特許切れ（2019年1月）後の早期の業績回復を狙ったものと推測される。当面の注目点は、がん幹細胞性阻害剤ナパブカシン（BBI608）の胃がんのフェーズ3試験の結果になると思われるとした。
大日本住友製薬<4506.T>が3日ぶり反落。みずほ証券では、COPDなどの新製品の営業費用と買収に伴う費用計上で業績予想を減額。投資判断「中立」を継続、目標株価は2050円→1780円と引き下げた。
みずほ予想を見直し。慢性閉塞性肺疾患（COPD）、注意欠陥・多動性障害（ADHD）などの新製品の営業費用および買収に伴う費用増額で、北米のセグメント利益を減額。主力の抗精神病薬ラツーダの米国特許切れ（2019年1月）後の早期の業績回復を狙ったものと推測される。当面の注目点は、がん幹細胞性阻害剤ナパブカシン（BBI608）の胃がんのフェーズ3試験の結果になると思われるとした。
★10:25 千代田化工建設－みずほが目標株価引き下げ 当面はカタリストに乏しい状況が続く
千代田化工建設<6366.T>が3日続落。みずほ証券では、今18.3期は受注、業績ともに不冴えで、当面はカタリストに乏しい状況が続くと判断。投資判断「中立」を継続、目標株価は780円→670円と引き下げた。
今18.3期は受注、業績ともに不冴えで、当面はカタリストに乏しい状況が続く見込み。同社が得意とするLNGプラントは短期的には供給過剰の状況下、本格的な具体化は来19.3期以降となる見通し。7月発表予定の新中期経営計画では、LNG以外の事業分野の拡大やリスク管理体制の強化策などに注目。
千代田化工建設<6366.T>が3日続落。みずほ証券では、今18.3期は受注、業績ともに不冴えで、当面はカタリストに乏しい状況が続くと判断。投資判断「中立」を継続、目標株価は780円→670円と引き下げた。
今18.3期は受注、業績ともに不冴えで、当面はカタリストに乏しい状況が続く見込み。同社が得意とするLNGプラントは短期的には供給過剰の状況下、本格的な具体化は来19.3期以降となる見通し。7月発表予定の新中期経営計画では、LNG以外の事業分野の拡大やリスク管理体制の強化策などに注目。
★10:29 テルモ－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き上げ 業績安定でセクター内の相対的評価が向上
テルモ<4543.T>が3日ぶり反発。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、業績安定でセクター内の相対的評価が向上していると判断。投資判断「Overweight」を継続、目標株価は4650円→5000円と引き上げた。
1月に買収が完了した止血デバイス事業は、買収後の業務移管が順調に進展。従来は今18.3期下期からとみていた買収事業の収益への本格寄与が、今18.3期1Q（4～6月）より期待できると想定。買収事業は、米国での既存事業（アクセスデバイス）の競争力強化に寄与すると考えられる。日本、米国、中国など医療機器の主力市場では医療制度改革が進展。しかし、同社の主力であるカテーテル製品は改革によるマイナス影響をほとんど受けない領域。医療機器セクター内での同社に対する評価は相対的に向上する見込み。
テルモ<4543.T>が3日ぶり反発。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、業績安定でセクター内の相対的評価が向上していると判断。投資判断「Overweight」を継続、目標株価は4650円→5000円と引き上げた。
1月に買収が完了した止血デバイス事業は、買収後の業務移管が順調に進展。従来は今18.3期下期からとみていた買収事業の収益への本格寄与が、今18.3期1Q（4～6月）より期待できると想定。買収事業は、米国での既存事業（アクセスデバイス）の競争力強化に寄与すると考えられる。日本、米国、中国など医療機器の主力市場では医療制度改革が進展。しかし、同社の主力であるカテーテル製品は改革によるマイナス影響をほとんど受けない領域。医療機器セクター内での同社に対する評価は相対的に向上する見込み。
★10:29 ＮＴＮ－小高い 風向き問わず効率発電する新型風車を投入
ＮＴＮ<6472.T>が小高い。29日付の日経産業新聞で、同社が風力発電所向けの小型風車で、風向きを問わずに効率よく発電できる新製品を投入すると報じられた。
静岡県磐田市で実証実験を進めているという。出力は10キロワットで、2枚の羽根がタワーの周囲を回転する「垂直型」と呼ばれるタイプとされる。どの方向からの風でも効率よく発電できるのが強みとしている。今後の業績拡大への期待から、買いが入っている。
ＮＴＮ<6472.T>が小高い。29日付の日経産業新聞で、同社が風力発電所向けの小型風車で、風向きを問わずに効率よく発電できる新製品を投入すると報じられた。
静岡県磐田市で実証実験を進めているという。出力は10キロワットで、2枚の羽根がタワーの周囲を回転する「垂直型」と呼ばれるタイプとされる。どの方向からの風でも効率よく発電できるのが強みとしている。今後の業績拡大への期待から、買いが入っている。
★10:32 リンナイ－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き上げ 国内給湯暖房機の回復持続性を見極めたい
リンナイ<5947.T>が反発。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、国内給湯暖房機の回復の持続性を見極めたいとし、投資判断「Neutral」を継続した。目標株価は9520円→10000円と引き上げた。
海外の給湯器の需要拡大を背景に、三菱ＵＦＪＭＳでは22.3期までの5年平均5.9％の緩やかな営業利益成長を予想するとしたが、現在の株価バリュエーション（18.3期予想PER20.1倍）にほぼ織り込み済みと判断。前17.3期決算は、海外好調（現地通貨ベース）に加え、4Q（1～3月）に前年同期比で給湯暖房機が回復し、4Q単独の日本セグメントが前年同期比12.9％の営業増益となった点がポジティブとした。
リンナイ<5947.T>が反発。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、国内給湯暖房機の回復の持続性を見極めたいとし、投資判断「Neutral」を継続した。目標株価は9520円→10000円と引き上げた。
海外の給湯器の需要拡大を背景に、三菱ＵＦＪＭＳでは22.3期までの5年平均5.9％の緩やかな営業利益成長を予想するとしたが、現在の株価バリュエーション（18.3期予想PER20.1倍）にほぼ織り込み済みと判断。前17.3期決算は、海外好調（現地通貨ベース）に加え、4Q（1～3月）に前年同期比で給湯暖房機が回復し、4Q単独の日本セグメントが前年同期比12.9％の営業増益となった点がポジティブとした。
★10:35 みずほ－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き下げ 17.3期決算発表を受けて予想を見直し
みずほフィナンシャルグループ<8411.T>が3日ぶり反発。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、前17.3期決算発表を受けて予想を見直し。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は240円→230円と引き下げた。
前17.3期当期利益は6035億円（前年比10.0％減）で、会社予想の前17.3期通期6000億円（同10.5％減）比は101％と計画を達成。みずほ証券のグループ再編による税効果、アセットマネジメントOneの発足に伴う特別利益562億円が大きいと指摘。「Neutral」継続の理由は、前17.3期の税効果や特別利益の反動から今18.3期は減益となるが、その後は安定的な業績推移を予想するためとした。
みずほフィナンシャルグループ<8411.T>が3日ぶり反発。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、前17.3期決算発表を受けて予想を見直し。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は240円→230円と引き下げた。
前17.3期当期利益は6035億円（前年比10.0％減）で、会社予想の前17.3期通期6000億円（同10.5％減）比は101％と計画を達成。みずほ証券のグループ再編による税効果、アセットマネジメントOneの発足に伴う特別利益562億円が大きいと指摘。「Neutral」継続の理由は、前17.3期の税効果や特別利益の反動から今18.3期は減益となるが、その後は安定的な業績推移を予想するためとした。
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