前場コメント No.10 ＮＴＴデータ、ツルハＨＤ、ソニー、ピープル、ファイズなど
★9:48 ＮＴＴデータ－続伸 19.3期に海外利益率7％まで引き上げ図る
ＮＴＴデータ<9613.T>が続伸。22日付の日経新聞朝刊で、同社が海外事業の利益率を引き上げると報じられた。
19.3期をめどに海外事業の売上高に対するEBITA（利払い・税引き・償却前利益）の比率を7％と、17.3期比で2ポイント高めるという。欧州で伸びている自動車メーカーのシステム投資需要を取り込むほか、人件費の安い海外拠点を活用して原価も低減するとされる。
ＮＴＴデータ<9613.T>が続伸。22日付の日経新聞朝刊で、同社が海外事業の利益率を引き上げると報じられた。
19.3期をめどに海外事業の売上高に対するEBITA（利払い・税引き・償却前利益）の比率を7％と、17.3期比で2ポイント高めるという。欧州で伸びている自動車メーカーのシステム投資需要を取り込むほか、人件費の安い海外拠点を活用して原価も低減するとされる。
★9:51 ツルハＨＤ－大和が目標株価引き上げ 17.5期順調 出店などで中期成長見込む
ツルハホールディングス<3391.T>が買い先行も伸び悩む展開。大和証券では、前17.5期は順調で、引き続き出店などによる中期成長を想定。投資判断「1（買い）」を継続、目標株価を13500円→14500円と引き上げた。
既存店は苦戦も、営業利益は計画通りに順調。レデイ薬局の収益改善は進んでいる。重点商品や特定ブランド拡販により、粗利益率は大幅に改善。計画は5％営業増益とやや物足りないものの、保守的な計画の印象とした。
ツルハホールディングス<3391.T>が買い先行も伸び悩む展開。大和証券では、前17.5期は順調で、引き続き出店などによる中期成長を想定。投資判断「1（買い）」を継続、目標株価を13500円→14500円と引き上げた。
既存店は苦戦も、営業利益は計画通りに順調。レデイ薬局の収益改善は進んでいる。重点商品や特定ブランド拡販により、粗利益率は大幅に改善。計画は5％営業増益とやや物足りないものの、保守的な計画の印象とした。
★9:51 ツルハＨＤ－いちよしがフェアバリュー引き上げ 18.5期も最高益更新が続こう
ツルハホールディングス<3391.T>が買い先行も伸び悩む展開。いちよし経済研究所では、前17.5期はノーサプライズだが好業績であり、今18.5期も最高益更新が続くと想定。レーティング「A」を継続、フェアバリューは15000円→16000円と引き上げた。
会社側が6月20日に発表した前17.5期決算は、おおむね会社計画並みの連結営業利益。サプライズはないものの、着実な既存店売上高の伸長および粗利益率改善は、同社の営業力の強さが決算数値に表れていると評価が可能。中期的には物流改革による効率化・販売力向上が期待され、長期でも新規出店と活発なM&A（合併・買収）による拡大戦略の推進で利益成長が続くとの見方に変化はないとした。
ツルハホールディングス<3391.T>が買い先行も伸び悩む展開。いちよし経済研究所では、前17.5期はノーサプライズだが好業績であり、今18.5期も最高益更新が続くと想定。レーティング「A」を継続、フェアバリューは15000円→16000円と引き上げた。
会社側が6月20日に発表した前17.5期決算は、おおむね会社計画並みの連結営業利益。サプライズはないものの、着実な既存店売上高の伸長および粗利益率改善は、同社の営業力の強さが決算数値に表れていると評価が可能。中期的には物流改革による効率化・販売力向上が期待され、長期でも新規出店と活発なM&A（合併・買収）による拡大戦略の推進で利益成長が続くとの見方に変化はないとした。
★9:57 ソニー－ＵＢＳが目標株価引き上げ もう少し粘れる
ソニー<6758.T>が3日ぶり反発。ＵＢＳ証券では、もう少し粘れるとコメント。レーティング「Buy」を継続、目標株価を4000円→4800円と引き上げた。
営業利益を17年度5000億円→6100億円に増額し、ガイダンスの5000億円を上回ると予想。18年度も5150億円→5500億円と増額。本質的な増額要因である、（1）ゲーム事業での利益底上げ、（2）CMOSセンサーの業績好転、（3）モバイル事業でのリスク管理改善などを織り込んだとした。一方で、一過性要因として、17年度の半導体事業部でモジュール事業子会社売却益270億円や地震保険収入60億円の合計330億円を織り込んでいるとした。 前述の一過性増益要因がなくなることに加え、PS4での増益が一巡してゲーム事業は減益基調に転じると予想。PS5の市場投入時期は、半導体の微細化や過去製品のサイクルから2019～2020年となる見通し。
ソニー<6758.T>が3日ぶり反発。ＵＢＳ証券では、もう少し粘れるとコメント。レーティング「Buy」を継続、目標株価を4000円→4800円と引き上げた。
営業利益を17年度5000億円→6100億円に増額し、ガイダンスの5000億円を上回ると予想。18年度も5150億円→5500億円と増額。本質的な増額要因である、（1）ゲーム事業での利益底上げ、（2）CMOSセンサーの業績好転、（3）モバイル事業でのリスク管理改善などを織り込んだとした。一方で、一過性要因として、17年度の半導体事業部でモジュール事業子会社売却益270億円や地震保険収入60億円の合計330億円を織り込んでいるとした。 前述の一過性増益要因がなくなることに加え、PS4での増益が一巡してゲーム事業は減益基調に転じると予想。PS5の市場投入時期は、半導体の微細化や過去製品のサイクルから2019～2020年となる見通し。
★9:58 ピープル－反発 5月度売上高6％増 営業益は3.4倍
ピープル<7865.T>が反発。同社は21日、5月度（4月21日-5月20日）の売上高が3億2965万円（前年同月比6.2％増）だったと発表した。また、5月度の営業利益は5497万円（前年同月比3.4倍）となり、4月度の4167万円（前年同月比50.8％減）から伸びた。
5月度は、玩具市場全般におけるゴールデンウィーク商戦は昨年並み、自転車市場全般では前年に届かぬ厳しい状況が見られたという。しかし、玩具部門が前月4月度に続き前年を超える売り上げで自転車の下振れを補ったとしている。
ピープル<7865.T>が反発。同社は21日、5月度（4月21日-5月20日）の売上高が3億2965万円（前年同月比6.2％増）だったと発表した。また、5月度の営業利益は5497万円（前年同月比3.4倍）となり、4月度の4167万円（前年同月比50.8％減）から伸びた。
5月度は、玩具市場全般におけるゴールデンウィーク商戦は昨年並み、自転車市場全般では前年に届かぬ厳しい状況が見られたという。しかし、玩具部門が前月4月度に続き前年を超える売り上げで自転車の下振れを補ったとしている。
★10:00 ファイズなど－物流高い アマゾン独自配送網構築で事業拡大に期待
ファイズ<9325.T>など、物流関連が高い。22日付の日経新聞朝刊で、インターネット通販大手のアマゾンジャパン（東京都目黒区）が独自の配送網の構築に乗り出すと報じられ、材料視されている。
アマゾンは注文当日に商品を届ける「当日配送サービス」を専門に手がける個人運送事業者を2020年までに首都圏で1万人確保するという。これを受け、今後の事業拡大などへの期待から、総合物流の遠州トラック<9057.T>、倉庫軽作業受託のエスプール<2471.T>などにも買いが向かっている。
ファイズ<9325.T>など、物流関連が高い。22日付の日経新聞朝刊で、インターネット通販大手のアマゾンジャパン（東京都目黒区）が独自の配送網の構築に乗り出すと報じられ、材料視されている。
アマゾンは注文当日に商品を届ける「当日配送サービス」を専門に手がける個人運送事業者を2020年までに首都圏で1万人確保するという。これを受け、今後の事業拡大などへの期待から、総合物流の遠州トラック<9057.T>、倉庫軽作業受託のエスプール<2471.T>などにも買いが向かっている。
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