前場コメント No.12 三菱UFJ、オークファン、任天堂、スターティア、あおぞら銀行など

2017/06/22(木) 11:31
★10:16  三菱UFJ-野村が目標株価引き上げ 邦銀内での相対優位がますます顕著に
 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>が反発。野村証券では、邦銀内での相対優位がますます顕著になっていると判断。レーティング「Buy」を継続、目標株価は1050円→1100円と引き上げた。
 決算後の訪問取材を踏まえ、業績予想を変更。業績動向、構造改革への取り組み姿勢など、同社の相対優位がますます顕著になってきた。PBR(17.3実)が0.6倍台で推移するなどバリュエーションに割高感はなく、セクター内でのトップピックの位置づけを維持するとした。
 短期的には、バーゼル規制議論やグループ協働・経費率改善・非金利収益強化の取り組みが注目される。より長期的には、政策保有株削減の規模とペース、再創造イニシアティブの具体化、次期中計に野村では注目しているとした。

★10:19  オークファン-3日ぶり反発 フリマアプリ 「フリル」の商品情報 「aucfan.com」 にデータ提供開始
 オークファン<3674.T>が3日ぶり反発。国内最大級のショッピング・オークション一括検索・比較サイト「オークファン(aucfan.com)」を運営する同社は22日に、Fablic(東京都渋谷区)が運営するフリマアプリ「フリル」と商品情報のデータ連携を開始したと発表した。
 今回の連携により「オークファン」利用者は、一度の検索でインターネットオークションとフリマアプリの両方から探している商品を検索することが可能となるため、これまで以上に多くの検索結果から商品を選択することができるとしている。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。

★10:20  任天堂-上げ幅拡大 スイッチ本体の出荷を7月・8月は増加へ 国内市場の品薄に対応
 任天堂<7974.T>が上げ幅拡大。ニンテンドー・スイッチ本体の出荷について、7月と8月は出荷量を増やすと、ブルームバーグで伝えられている。国内市場の品薄に対応するため。

★10:22  スターティア-ストップ高 上海の印刷企業4社と合弁設立
 スターティア<3393.T>がストップ高。同社は22日、子会社のスターティアラボ(新宿区)が、上海の印刷大手4社と共同で、中国でのAR(拡張現実)サービス「COCOAR」の拡販を目的とした会社「上海巨現智能科技」を設立すると発表した。
 上海巨現智能科技は、スターティアラボが出資するほか、パッケージ印刷で上海最大手であり国内外医薬、食品や化粧品ブランド企業を顧客に持つ上海揚盛印務、上海POP印刷の40%のシェアを持つ海瑞時創展印刷のグループ会社、新余蜻蛉谷財富管理中心、上海や北京に複数店舗を運営しデジタル印刷最大手の企業である上海同昆数碼科技、商業印刷や文化的な印刷物を手掛ける上海西口印刷のグループ会社、上海紙説信息技術の4社およびこれまで「COCOAR」の開発を手掛けてきた西安思達典雅柔件が出資する。今後の海外収益の伸びが期待され、買いが殺到している。

★10:30  あおぞら銀行-UBSが目標株価引き上げ 株式やその他投資の売却益の見通しを引き上げ
 あおぞら銀行<8304.T>が小幅反発。UBS証券では、レーティング「Buy」を継続、目標株価を445円→465円と引き上げた。
 EPS予想を17年度で34.0円→37.1円に、18年度で34.0円→35.1円に、19年度で34.9円→33.4円にそれぞれ修正。16年度を踏まえ、資金利益と役務取引等利益の見通しを引き下げる一方、17年度と18年度を中心に株式やその他投資の売却益の見通しを引き上げ、与信コストの見通しも引き下げたとしている。
 配当については、従来予想では単純に配当性向50%を適用し、減益時は減配を想定していたが、マネジメントの減配を回避する意志は強いと想定、配当を50%台半ばまで引き上げることで、16年度実績と同等水準の配当は維持するものと想定。


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