前場コメント No.14 オハラ、奥村組、東洋水産、テルモ、住友理工など
★10:48 オハラ-大幅続伸 JAXA衛星プロジェクト向けに極低膨張ガラスセラミックス納入
オハラ<5218.T>が大幅続伸。同社は22日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が進める先進光学衛星プロジェクト向けとして、同衛星のプライムメーカーである三菱電機<6503.T>の鎌倉製作所に、極低膨張ガラスセラミックス「クリアセラム-Z」を納品したと発表した。
「クリアセラム-Z」は、温度変化に対する形状変化が極めて小さいゼロ膨張ガラスセラミックス。衛星に用いるカメラは、レンズではなくミラーで光を集めるため、過酷な宇宙環境下でも安定したゼロ膨脹材料が必要となるという。「クリアセラム-Z」は、同衛星に搭載される広域・高分解センサの大型ミラー材料に使用される予定。業績拡大への寄与が期待され、買いが入っている。
オハラ<5218.T>が大幅続伸。同社は22日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が進める先進光学衛星プロジェクト向けとして、同衛星のプライムメーカーである三菱電機<6503.T>の鎌倉製作所に、極低膨張ガラスセラミックス「クリアセラム-Z」を納品したと発表した。
「クリアセラム-Z」は、温度変化に対する形状変化が極めて小さいゼロ膨張ガラスセラミックス。衛星に用いるカメラは、レンズではなくミラーで光を集めるため、過酷な宇宙環境下でも安定したゼロ膨脹材料が必要となるという。「クリアセラム-Z」は、同衛星に搭載される広域・高分解センサの大型ミラー材料に使用される予定。業績拡大への寄与が期待され、買いが入っている。
★10:56 奥村組-反発 「油圧式削岩機の打撃振動を用いたトンネル切羽前方探査法」開発
奥村組<1833.T>が反発。同社は22日に、山岳トンネル工事において、油圧式削岩機の打撃振動からトンネル切羽前方の地山状態を面的かつ高精度に把握できる探査システムを開発し、実工事において性能検証を行い、その有効性を確認したと発表した。
この探査システムでは、油圧式削岩機による先進削孔時に発生する振動そのものを発振源として用いているため、従来、弾性波速度の探査時に発振源としていた、発破や専用装置等の設置を行う必要がなく、迅速かつ簡易にデータ取得ができるという。今後はこの探査システムを、山岳トンネル工事において切羽前方の地山状態を面的かつ高精度に把握できる探査技術として、積極的に提案・採用していくとしている。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。
奥村組<1833.T>が反発。同社は22日に、山岳トンネル工事において、油圧式削岩機の打撃振動からトンネル切羽前方の地山状態を面的かつ高精度に把握できる探査システムを開発し、実工事において性能検証を行い、その有効性を確認したと発表した。
この探査システムでは、油圧式削岩機による先進削孔時に発生する振動そのものを発振源として用いているため、従来、弾性波速度の探査時に発振源としていた、発破や専用装置等の設置を行う必要がなく、迅速かつ簡易にデータ取得ができるという。今後はこの探査システムを、山岳トンネル工事において切羽前方の地山状態を面的かつ高精度に把握できる探査技術として、積極的に提案・採用していくとしている。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。
★10:56 東洋水産-6日続伸 60億円で新総合研究所を建設
東洋水産<2875.T>が変わらずを挟み6日続伸。22日付の日経新聞朝刊で、同社が新しい総合研究所を建設すると報じられた。
即席麺や加工食品の商品開発力の強化のため、主力の関東工場(群馬県館林市)に併設するという。生産現場と一体となった商品開発を進め、新商品の開発スピードを短縮するのが狙いとされる。投資額は約60億円で、2018年9月の業務開始を目指すもよう。今後の収益貢献への期待から、買いが入っている。
東洋水産<2875.T>が変わらずを挟み6日続伸。22日付の日経新聞朝刊で、同社が新しい総合研究所を建設すると報じられた。
即席麺や加工食品の商品開発力の強化のため、主力の関東工場(群馬県館林市)に併設するという。生産現場と一体となった商品開発を進め、新商品の開発スピードを短縮するのが狙いとされる。投資額は約60億円で、2018年9月の業務開始を目指すもよう。今後の収益貢献への期待から、買いが入っている。
★10:59 テルモ-東海東京が目標株価引き上げ 18.3期営業利益は前年比10%増と予想
テルモ<4543.T>が7日続伸。東海東京調査センターでは、今18.3期営業利益は会社計画を上回り、前年比10%増と予想。レーティング「Outperform」を継続、目標株価を5000円→5250円と引き上げた。
会社側は今18.3期業績を売上高では前年比11.8%増の5750億円、営業利益では同7.1%増の820億円と計画(日本基準)。為替の前提は、1ドル=110円、1ユーロ=120円と、東海東京の前提と同様。新製品の寄与に加えて、計画以上のコストダウン効果などから営業利益は会社計画を上回る、前年比10.3%増の845億円と東海東京で予想。前回予想(910億円)に比べて65億円の下方修正となるが、これは当初見込んでいなかった買収などに伴うのれん・無形償却費の拡大(17.3期208億円→18.3期計285億円)が主因。
また、会社側は今18.3期の決算からIFRS基準への変更を予定。IFRS基準での今18.3期営業利益計画は950億円と開示されているとした。
テルモ<4543.T>が7日続伸。東海東京調査センターでは、今18.3期営業利益は会社計画を上回り、前年比10%増と予想。レーティング「Outperform」を継続、目標株価を5000円→5250円と引き上げた。
会社側は今18.3期業績を売上高では前年比11.8%増の5750億円、営業利益では同7.1%増の820億円と計画(日本基準)。為替の前提は、1ドル=110円、1ユーロ=120円と、東海東京の前提と同様。新製品の寄与に加えて、計画以上のコストダウン効果などから営業利益は会社計画を上回る、前年比10.3%増の845億円と東海東京で予想。前回予想(910億円)に比べて65億円の下方修正となるが、これは当初見込んでいなかった買収などに伴うのれん・無形償却費の拡大(17.3期208億円→18.3期計285億円)が主因。
また、会社側は今18.3期の決算からIFRS基準への変更を予定。IFRS基準での今18.3期営業利益計画は950億円と開示されているとした。
★11:03 住友理工-東海東京が目標株価引き下げ 海外子会社の収益改善は進ちょく中
住友理工<5191.T>がもみ合い。東海東京調査センターでは、海外子会社の収益改善は進ちょく中とし、レーティング「Outperform」を継続した。目標株価は1470円→1450円と引き下げた。
経営課題だった、2013年に買収した海外4子会社の構造改革が成果を見せている。防振ゴム2社は先行して収益を改善、一方、ホース2社は合理化策を含む構造改革によって赤字を縮小し、今18.3期には黒字転換がみえてきた。すでに各社とも海外の自動車メーカーから受注を積み上げており、来19.3期には増収効果によって、4社そろって黒字化できると見込まれる。
東海東京では今18.3期を売上高を前年比4.1%増、営業利益(その他収支含む)を同14.0%増と予想。為替をはじめ保守的な前提と思われる会社計画よりも高い予想水準であるとした。
住友理工<5191.T>がもみ合い。東海東京調査センターでは、海外子会社の収益改善は進ちょく中とし、レーティング「Outperform」を継続した。目標株価は1470円→1450円と引き下げた。
経営課題だった、2013年に買収した海外4子会社の構造改革が成果を見せている。防振ゴム2社は先行して収益を改善、一方、ホース2社は合理化策を含む構造改革によって赤字を縮小し、今18.3期には黒字転換がみえてきた。すでに各社とも海外の自動車メーカーから受注を積み上げており、来19.3期には増収効果によって、4社そろって黒字化できると見込まれる。
東海東京では今18.3期を売上高を前年比4.1%増、営業利益(その他収支含む)を同14.0%増と予想。為替をはじめ保守的な前提と思われる会社計画よりも高い予想水準であるとした。
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