〔Market Flash〕世界的に銀行株が注目される可能性、国内銘柄の先回り買いに妙味~大和

2017/06/23(金) 12:53
【12:50】世界的に銀行株が注目される可能性、国内銘柄の先回り買いに妙味~大和  大和証券では、テクニカルレポートで銀行株高の可能性を指摘している。米国銀行について、ストレステストの結果が公表され、対象銀行のすべてが合格した。今後は、28日にCCAR(包括的資本分析)と呼ばれる増配などの可否が公表される予定。これを受けて増配などが行われる銘柄が確定することなどから、世界的に銀行株が注目されやすくなるとみている。米銀に関しては株主還元策が認められない可能性がある銘柄も内包しているため手を出しづらいが、国内銀行株には先回りの買い戦略が可能だとしている。 【11:00】5月訪日旅客は熊本地震反動で21%増、中国鈍化続く~三菱UFJMS  三菱UFJモルガンスタンレー証券では、訪日観光客の増加を踏まえ、中小型株への影響をレポートしている。5月の訪日旅客数は前年同月比21%増と、熊本地震の反動もあって2カ月連続で前年同月比20%超の高い伸び率になった。国別では、熊本地震の影響が大きかった韓国が同85%増とけん引した一方、中国は同2%増と伸び悩んだ。九州地盤のスターフライヤー(9206)は5月旅客実績の好調持続が確認できた。これらの動きは、熊本など地方展開積極化の共立メンテナンス(9616)の株価にポジティブと判断する一方、中国の伸び悩みは日本空港ビル(9706)の株価にネガティブと考えられるとした。また、スターフライヤーの月次好調は、西鉄(9031)の株価にポジティブと考えている。 【10:30】前年高ハードルに対し、ニトリは極めて善戦~SMBC日興 SMBC日興証券では、20日締めの6月度小売り売上高をまとめレポートした。西松屋チェーン(7545)は、前年のハードルを考えるとやや回復ともいえるが、強くはない印象とした。客数のマイナストレンドが定着しつつある感があると指摘。6月の不振を受けて緊急セールを6/21より開催するとしている。一方、ニトリHD(9843)は、前年ハードルの高さを考慮すると極めて善戦していると高評価。善戦した背景には、テレビで同社商品が取り上げられる回数が増えたことなどがあると考えている。 【9:20】事務機市場は底打ち、各社差別化を目指し戦略を練る~野村  野村証券では事務機市場に関して、1-3月期決算や市場の動向、シェアなどをまとめレポートしている。17年度の業績については、ほとんどの企業から、明るい見通しが出てきたとのこと。 17年度はプリンタを中心に業績回復を見込み、構造改革中のリコー(7752)を除く各社から、プリンタを中心に、売上回復の見通しが示されたとしている。個別では、キヤノンマーケティングジャパン(8060)の投資判断を「Buy」として推奨している。インクジェットプリンターの価格競争軟化による収益性改善や、国内メーカーの事務機投資意欲の堅調な回復を見込むほか、レンズ交換式カメラで最大のライバルであるニコン(7731)が、17年に製品ラインナップの大幅な絞り込みを行うため、シェアが大きく上昇する可能性が高いと考えている。 【8:45】寄り前気配はケーズHD、ネクソン、光通信、中国銀が高い気配値  主力株の寄り前気配では、ケーズHD(8282) +5.53%、ネクソン(3659) +5.41%、光通信(9435) +5.31%、中国銀(8382) +4.43%、ソニーFH(8729) +3.83%、エクセディ(7278) +3.09%、東急不HD(3289) +2.81%、大気社(1979) +2.74%、ドン・キホー (7532) +2.70%、東洋水産(2875) +2.48%などが高い気配値。  一方、タカタ(7312) -3.64%、三菱ガス(4182) -3.35%、日電硝(5214) -3.03%、松竹(9601) -2.98%、前田道(1883) -2.80%、ニッパツ(5991) -2.58%、セイノーHD(9076) -2.41%、アマダ(6113) -2.28%、キリンHD(2503) -1.79%、村田製(6981) -1.74%などが安い気配値となっている。
関連ニュース
日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 37,068.35 -1011.35
TOPIX 2,626.32 -51.13
グロース250 638.74 -21.13
NYダウ 37,986.40 +211.02
ナスダック総合 15,282.01 -319.49
ドル/円 154.42 -0.22
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ