前場コメント No.14 キヤノン、ユニーファミマ、住友金属鉱山、ＮＥＣ、日本通運など
★11:09 キヤノン－4日ぶり反落 米に新会社「アーカスグローバル」設立 クラウドビデオ管理サービスを強化
キヤノン<7751.T>が4日ぶり反落。同社は27日、グループ会社であるキヤノンヨーロッパ（オランダ）と、その子会社のマイルストーンシステムズ（デンマーク）が、クラウドビデオ管理サービスの事業化に向け、新会社「アーカスグローバル」を米国に設立すると発表した。
新会社はキヤノンヨーロッパの子会社で、ビデオ管理ソフトウエアで世界最大手の一つであるマイルストーンシステムズでのクラウド事業の企画・開発部門を分社化して設立する。マイルストーンシステムズが保有する関連技術や知的財産に加え、クラウド基盤やIT分野での社外パートナーとの連携で、競争力のある企業向けクラウドビデオ管理サービスを提供する考え。しかし、軟調な地合いのなかで株価は下落している。
キヤノン<7751.T>が4日ぶり反落。同社は27日、グループ会社であるキヤノンヨーロッパ（オランダ）と、その子会社のマイルストーンシステムズ（デンマーク）が、クラウドビデオ管理サービスの事業化に向け、新会社「アーカスグローバル」を米国に設立すると発表した。
新会社はキヤノンヨーロッパの子会社で、ビデオ管理ソフトウエアで世界最大手の一つであるマイルストーンシステムズでのクラウド事業の企画・開発部門を分社化して設立する。マイルストーンシステムズが保有する関連技術や知的財産に加え、クラウド基盤やIT分野での社外パートナーとの連携で、競争力のある企業向けクラウドビデオ管理サービスを提供する考え。しかし、軟調な地合いのなかで株価は下落している。
★11:11 ユニーファミマ－反発 CVS事業の弱含みを業績に反映 「中立」継続
ユニー・ファミリーマートホールディングス<8028.T>が6日ぶり反発。ゴールドマン・サックス証券では、CVS事業の弱含みを業績に反映させ、投資判断「中立」を継続した。目標株価は6100円→6200円と引き上げた。
ファミリーマート、サークルＫサンクスともに、売上ベースで弱含み（Q1既存店は各々+0.1％/-5.8％）の印象。看板替えを行った転換店は約15％増と順調に推移も、ベースとなる売上低下で想定ほどは収益改善につながらないと予想。売上動向を反映し、来期以降の営業利益を8％/2％下方修正も、目標株価は引き上げるとした。
ユニー・ファミリーマートホールディングス<8028.T>が6日ぶり反発。ゴールドマン・サックス証券では、CVS事業の弱含みを業績に反映させ、投資判断「中立」を継続した。目標株価は6100円→6200円と引き上げた。
ファミリーマート、サークルＫサンクスともに、売上ベースで弱含み（Q1既存店は各々+0.1％/-5.8％）の印象。看板替えを行った転換店は約15％増と順調に推移も、ベースとなる売上低下で想定ほどは収益改善につながらないと予想。売上動向を反映し、来期以降の営業利益を8％/2％下方修正も、目標株価は引き上げるとした。
★11:14 住友金属鉱山－上げ幅拡大 グラノプトの株式を一部譲り受け 連結子会社へ
住友金属鉱山<5713.T>が上げ幅拡大。同社は28日11時に、三菱ガス化学<4182.T>との合弁企業で希土類ガーネット（RIG）の製造・販売を手掛けるグラノプト（秋田県能代市）について、三菱ガス化学が所有する株式の譲り受けを実行したと発表した。
この譲り受けにより、出資比率は、住友金属鉱山が51％、三菱ガス化学49％となり、グラノプトは住友金属鉱山の持分法適用子会社から連結子会社となる。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。
住友金属鉱山<5713.T>が上げ幅拡大。同社は28日11時に、三菱ガス化学<4182.T>との合弁企業で希土類ガーネット（RIG）の製造・販売を手掛けるグラノプト（秋田県能代市）について、三菱ガス化学が所有する株式の譲り受けを実行したと発表した。
この譲り受けにより、出資比率は、住友金属鉱山が51％、三菱ガス化学49％となり、グラノプトは住友金属鉱山の持分法適用子会社から連結子会社となる。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。
★11:14 ＮＥＣ－小動き ワシントン・ダレス国際空港で顔認証システムの実証実験開始
ＮＥＣ<6701.T>が小動き。同社は28日に、同社の現地法人であるＮＥＣコーポレーション・オブ・アメリカとアメリカ合衆国税関・国境警備局(CBP)は、ワシントン・ダレス国際空港で顔認証システムの実証実験を開始したと発表した。
このシステムは、NECの最先端AI技術群「NEC the WISE」の一つであり、顔認証AIエンジン「NeoFace」を活用し、出国者の本人確認を行うものという。これにより、セキュリティ強化とスムーズな搭乗を実現するとしている。しかし、マーケットの反応は薄い。
ＮＥＣ<6701.T>が小動き。同社は28日に、同社の現地法人であるＮＥＣコーポレーション・オブ・アメリカとアメリカ合衆国税関・国境警備局(CBP)は、ワシントン・ダレス国際空港で顔認証システムの実証実験を開始したと発表した。
このシステムは、NECの最先端AI技術群「NEC the WISE」の一つであり、顔認証AIエンジン「NeoFace」を活用し、出国者の本人確認を行うものという。これにより、セキュリティ強化とスムーズな搭乗を実現するとしている。しかし、マーケットの反応は薄い。
★11:15 りそなＨＤ－ＢＮＰパリバが目標株価引き下げ 20年3月までの中計発表に注目
りそなホールディングス<8308.T>が続伸。ＢＮＰパリバ証券では、20年3月までの中計発表に注目。投資判断「Hold」を継続、目標株価は680円→650円と引き下げた。
資金利益について、同社は中計期間中に、中小企業向け貸出+10％、住宅ローン残高+8.8％、消費性ローン+12％を計画。フィー収益では中計期間中に、承継ビジネスで+40億円、決済ビジネスで+50億円、ソリューション・国際ビジネスで+100億円の増益を計画。生産性向上についてはICTを活用し、後方事務を削減。中計期間中に、事務人員4000人分の効率化を行い、うち1000人は営業部門に再配置、ネットで3000人の削減を計画していると指摘。
りそなホールディングス<8308.T>が続伸。ＢＮＰパリバ証券では、20年3月までの中計発表に注目。投資判断「Hold」を継続、目標株価は680円→650円と引き下げた。
資金利益について、同社は中計期間中に、中小企業向け貸出+10％、住宅ローン残高+8.8％、消費性ローン+12％を計画。フィー収益では中計期間中に、承継ビジネスで+40億円、決済ビジネスで+50億円、ソリューション・国際ビジネスで+100億円の増益を計画。生産性向上についてはICTを活用し、後方事務を削減。中計期間中に、事務人員4000人分の効率化を行い、うち1000人は営業部門に再配置、ネットで3000人の削減を計画していると指摘。
★11:19 日通－3日続落 ラオスで現地法人立ち上げを計画
日本通運<9062.T>が3日続落。28日付の日刊工業新聞で、同社がラオスで、現地法人の立ち上げを計画していると報じられた。
社員を派遣して事業可能性調査（FS）を進めており、現地の外資に対する規制などが支障にならなければ設立準備に取りかかるという。同社はアジアの域内物流獲得を狙い、ネットワークの拡充を進めているとされる。未進出のラオスのほか、支店として進出済みのパキスタンやスリランカでも、現地法人の設立を視野に入れるもよう。しかし、軟調な地合いのなかで売り優勢となっている。
日本通運<9062.T>が3日続落。28日付の日刊工業新聞で、同社がラオスで、現地法人の立ち上げを計画していると報じられた。
社員を派遣して事業可能性調査（FS）を進めており、現地の外資に対する規制などが支障にならなければ設立準備に取りかかるという。同社はアジアの域内物流獲得を狙い、ネットワークの拡充を進めているとされる。未進出のラオスのほか、支店として進出済みのパキスタンやスリランカでも、現地法人の設立を視野に入れるもよう。しかし、軟調な地合いのなかで売り優勢となっている。
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