免疫生物-後場プラス転換 米国でトランスジェニックカイコ関連の特許が査定
免疫生物研究所<4570.T>が後場プラス転換。同社は28日12時30分、米国で出願していた発明(FIBRINOGEN-PRODUCING TRANSGENIC SILKWORM)に関し、米国特許商標庁から特許査定を受けたと発表した。
同社は日本製粉<2001.T>との共同研究で、ヒトフィブリノゲンを生産する遺伝子組換えカイコ(トランスジェニックカイコ)を発明し、その後も研究成果の実用化を目指し、研究開発を進めている。ヒトフィブリノゲンは止血用として医薬品などに利用されているが、現在の製品原料はヒトの血液であるため、病原体の感染リスクを完全に排除することができていないという。そこで同社は、遺伝子組み換えカイコによるヒトフィブリノゲンの生産を実現させ、感染リスクの無い安全なヒトフィブリノゲンを供給する考え。
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