〔Market Flash〕7月初旬に向けて1ドル=114 円を目指す展開に~大和

2017/06/28(水) 14:52
【14:50】7月初旬に向けて1ドル=114 円を目指す展開に~大和  大和証券では、テクニカルレポートでドル円についてコメントした。ドル円レートは25日(5週)前値を上抜けてきた。また、25日線が上向き、一目均衡表の遅行スパンが現実値を上抜けてきた。これらは為替市場で加速のサインとされることが多いと指摘しており、ドルの上値メドとしては、直近のレンジ上限で1ドル=114円どころを想定している。タイミングとしては2カ月リズムで7月上旬までのドル高・円安が見込まれるとのこと。月末は輸出筋のドル売りが円ドルレートの上値を押さえるバイアスが指摘されることで、月が替わる来週が、ドル高に最も加速感がでる佳境だと期待している。 【14:15】ゴールドクレの新川崎3000戸が発売開始、関空好調はユニゾにポジティブ~三菱UFJMS  三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、不動産セクターの動向についてリポートしている。先週末のマンション供給では、ゴールドクレスト(8871)の新川崎3000戸の3工区が発売開始されており、株価にもポジティブな影響を予想している。また、3月期決算会社の株主総会が増え、17.3末の時価注記含み益の開示が増えていることを指摘しており、都心建て替え検討の野村不動産HD(3231)や平和不動産(8803)にポジティブとみている。また、空港統計で関空などの国際線旅客数が好調であることを受け、大阪のホテル開発が多いユニゾHD(3258)の株価にポジティブと考えている。 【12:50】5月の外食は3・4月と比較し弱含み、開店寿司の苦戦は一時的~野村  野村証券では、5月の外食各社の既存店売上高を受けてリポートしている。3、4月の好調から一転、5月の外食各社の既存店売上高はやや落ち込んだ。土日祝日数が1日少ない曜日要因によるものと考えているものの、その影響を除いても従前と比較すると弱含みとみている。客単価は緩やかに上昇しており、値上げが要因ではなく、消費者が高付加価値メニューを選択したことによるミックスの改善が主因と推測している。寄生虫の「アニサキス」に関する報道があった影響で、回転寿司業態の苦戦が目立ったが、影響は一時的と推測している。一方で、トリドールホールディングス(3397)やドトール・日レスホールディングス(3087)が好調に推移した。6月は曜日与件はフラットだが、特定の番組が5月以降に外食を頻繁に特集しており、その影響が月次売上高に現れる可能性があると指摘している。 【11:00】台湾洋上風力に勢い、電線銘柄に恩恵~三菱UFJMS  三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、台湾海峡で開発する洋上風力発電についてコメントした。同洋上風力発電について出力が300万~500万キロワットに達する可能性がある点を台湾の林全・行政院長(首相)が指摘。今後、超高圧海底ケーブルに積極的なスタンスである日本企業として、住友電気工業(5802)と古河電気工業(5801)を挙げた。住友電気工業は、JPSを日立金属(5486)から買収後、本格的に超高圧海底ケーブル市場に参入すべく構造改革を進め、コスト競争力の強化を目指してきた。古河電気工業は、フジクラ(5803)とJVだったビスキャスから超高圧海底ケーブル事業と地中高圧ケーブル事業を引き取り、今後本格参入を目指す。三菱UFJMSでは、いずれも収益性の高い事業で、受注が売り上げ計上のタイミングを迎える局面での収益貢献度は高いとの見方を継続している。 【10:20】コンタクトセンターの顧客チャネルを活かした事業展開に注目~野村 野村証券では、コンタクトセンターへの投資視点についてリポートしている。業界環境は好調で今後も金融業界を中心とするアウトソーシング需要の高まりを取り込み、各社は成長を続けると予想。ただし、今後はコンタクトセンター事業のみでの成長差異化は難しくなると考えている。コンタクトセンター事業に続く成長の柱、差異化の注目点として、既存顧客チャネルを活かした(1)バックオフィス領域への展開、(2)デジタルマーケティング領域への展開、(3)海外への展開―などを想定。16年度決算や現行株価を鑑み、「Buy」銘柄の順位をトランスコスモス(9715)、りらいあコミュニケーションズ(4708)の順としている。 【9:55】Aクラスのオフィス需要は2017年にピークに達する~ジェフリーズ  ジェフリーズ証券では不動産セクターに関して、賃貸オフィス市況のボトムアップ分析から、完成前の予約契約の水準が過去6カ月にわたり改善しているのは、主としてオフィスの移転やアップグレードに対する需要によるものと判断している。新規需要によるものではなく、企業が人材引き留めのために一等地のより新しい建物に移転しているとみており、Aクラスのオフィス需要は2017年にピークに達すると予想している。同セクターへの警戒を継続し、最も推奨に消極的な不動産デベロッパーは住友不動産(8830)としている。主要デベロッパーの主な収益源である賃料収入に圧力がかかると見込まれる中、新宿区と港区に集中したポートフォリオには競争力がないと指摘している。 【9:15】プレミアムから考察する金属別の需給動向~SMBC日興  SMBC日興証券では、足元のLMEベースメタル市況が米国、中国の金融引き締めにより、低調な推移となっていることで、中国のプレミアム動向から金属別の需給を考察した。ベースメタルのプレミアムは、LMEの金属市況に加えて需要家が生産者に支払う対価となる。中国市場では、亜鉛のプレミアムが堅調に推移している。ただ、鉱山の供給が増加しており、夏場にピークアウトの可能性もあるとみている。ステンレスの需給悪化の影響でニッケルのプレミアムは、4月の高値から10%調整している。また銅は、昨年11月に米国のインフラ投資の増額に対する期待感から大幅に上昇した後、2月に下落するも、4月以降は持ち直しの動きとなっていることを指摘している。 【8:45】寄り前気配は淀川鋼、エクセディ、イビデン、東京海上が高い気配値  主力株の寄り前気配では、淀川鋼(5451)+16.53%、エクセディ(7278) +3.41%、イビデン(4062) +3.37%、東京海上(8766) +2.98%、邦ガス(9533) +2.64%、ニッパツ(5991) +2.57%、日産化(4021) +2.40%などが高い気配値。  一方、タカタ(7312)-89.09%、ロート(4527)-20.56%、JT(2914) -9.69%、スルガ銀(8358) -5.56%、アルフレッサ (2784) -4.71%、DIC(4631) -4.53%、中国銀(8382) -4.04%、浜ゴム(5101) -3.69%、キヤノン(7751) -3.46%などが安い気配値となっている。
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