前場コメント No.3 十八銀行、エスプール、オカモト、U-NEXT、チエルなど

2017/07/21(金) 11:30
★9:02  ふくおかFGと十八銀-安い 経営統合の時期「未定」のまま再延期で最終調整
 ふくおかフィナンシャルグループ<8354.T>と十八銀行<8396.T>が安い。21日付の日経新聞朝刊で、両社が経営統合の時期を「未定」としたまま再延期する方向で最終調整に入ったと報じられた。
 県内の融資シェアが高くなり過ぎるのを理由に統合を認めない公正取引委員会との溝が埋まらないためで、期限を定めない異例の持久戦に踏み切るという。

★9:02  DOWA-買い気配 1Qは3割経常増益との観測 金属加工でスマホや車向けの伸銅品伸びる
 DOWAホールディングス<5714.T>が買い気配。21日付の日経新聞朝刊で、同社の18.3期1Q(4-6月)の連結経常利益は、前年同期比3割増の90億円程度になったもようだと報じられた。
 金属加工事業でスマートフォン(スマホ)や自動車向けの伸銅品販売が拡大したという。産業廃棄物処理を手掛ける環境・リサイクル事業も東南アジアを中心に好調に推移したとされる。亜鉛など商品相場の上昇も利益を押し上げたもよう。8月9日発表予定の決算では、通期の業績予想を据え置く公算が大きいとされる。

★9:03  エスプール-売り気配 28万7000株を売り出し 元代表が放出
 エスプール<2471.T>が売り気配。同社は20日、同社元代表の吉村慎吾氏を売出人とする28万7000株の売り出し、上限4万3000株のオーバーアロットメントによる売り出しを行うと発表した。発行条件は7月31日~8月3日のいずれかの日に決める。

★9:03  オカモト-CSが目標株価引き上げ 17年度より高速利益成長から安定成長期に移行
 オカモト<5122.T>が反発。クレディ・スイス証券では、17年度より高速利益成長から安定成長期に移行すると想定。投資評価「OUTPERFORM」を継続、目標株価は1450円→1500円と引き上げた。
 日本のコンドーム最大手で、アジアでの高付加価値商品の成長ポテンシャルの高さが最大の特長。自動車内装材は、質感と軽量化を両立させる高付加価値化の流れにあり、良好な事業環境の中、さらなる拡販に動く。
 過去3年は年率+47%の高速利益成長を達成し、営業利益率は4%から12%に、ROEは6%から15%と大幅な躍進を遂げた。一方で、今後3年は+7%の安定利益成長期に入ると予想。主力のコンドームや自動車内装材の販売成長鈍化や積極的な設備投資に伴う固定費増加が背景。ただし、高品質コンドームのアジア圏の市場拡大、差別化に成功した自動車内装材の需要拡大という中長期成長ストーリーは不変。一部商品は需給がひっ迫しており、生産体制の強化が待たれるとした。

★9:03  U-NEXT-買い気配 今期営業益55億円の黒字見込む 未定としていた業績予想を発表
 U-NEXT<9418.T>が買い気配。同社は20日に、これまで未定としていた17.12期通期の連結営業損益予想を55.0億円の黒字(前期は4.0億円の赤字)と発表した。USENに対する公開買い付けの開始および経営統合による同社への影響額を精査していたが、今般、影響を整理し業績予想数値として取りまとめた。

★9:04  チエル-反発 「外国語教育メディア学会 全国研究大会」に製品を出展
 チエル<3933.T>が5日ぶり反発。同社は7月20日の大引け後に、8月5日~7日に名古屋市の名古屋学院大学(名古屋キャンパス)で開催される「外国語教育メディア学会(LET)第57回全国研究大会」において、製品を出展すると発表した。
 高精度のTTS機能と発音矯正でスピーキングを徹底強化する『CaLabo Language(キャラボ ランゲージ)』をはじめ、翻訳のプロが編集する英語ニュース教材配信サービス『ABLish(エイブリッシュ)』、全国で1300校以上、海外でも20カ国以上の導入実績をもつCALLシステム『CaLabo EX(キャラボ イーエックス)』などの製品を展示する。4技能統合型の授業から、授業外での学修を促す「CALL+MALLソリューション」を紹介するとした。


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